【DeNA】中川颯「大和バット」で今季もホームランかっ飛ばす
DeNAの中川颯投手が3日、“大和バット”で2年連続本塁打を目指すことを誓った。 オリックスから加入1年目の昨季は5月18日の中日戦(横浜)で先発。すると、松葉のカーブを完璧に仕留めて右翼席中段へ運び、プロ初本塁打をマークした。確信歩きをするほどの豪快な一発を放ったのは昨季、退団した大和モデルのバットだった。立大時代にも本塁打を放っており、打撃センスは投手陣の中でもピカイチ。プロ通算は12打数3安打で打率2割5分、3打点。「たまたま届いたバットが大和さんのバットだった。振ってみたら良かったのでずっと使ってる」とフィットする“相棒”に感謝した。 昨季はシーズン序盤に先発、中盤以降は中継ぎで登板したが、球団から「打力をいかしたい」と先発起用の打診を受けている。投球練習はもちろんだが、「しようと思ってます」と、打撃練習も自主トレのメニューに組み込む予定。ハマの“二刀流”として投打での活躍が期待される。
報知新聞社