大阪・堺市の竹山市長が辞任会見(全文2)会計処理の基本を怠っていた
統一選の足を引っ張ることはやめたい、とはどういう意味か
読売新聞:すいません、読売新聞ですけれども、先ほどお話にありました、足を引っ張ることはしたくないのを、もう一度ちょっとそこについて教えていただけますでしょうか。 竹山:やはり今回、前半でも非常に勢いがございましたし、後半でも勢いがありましたので、私が辞める言うたら今、堺市議会でも維新の会の皆さん方が非常に大きな運動をされていますので、その運動に拍車が掛かるんじゃないかということでございますけど、それは本質ではないです。本質はやはり先ほど申しましたように、二重の記載があったり、そして市政が非常に、市長がこういう状態でなって職員もやりにくいし、市民の皆さん方もということがメインでございます。 読売新聞:本質的でない理由をその場でおっしゃられた理由はなんなんですか。 竹山:それはやはり、そういう大きい聞かれ方をされたからです。選挙うんぬんという聞かれ方をされたからです。 読売新聞:ご自身でそう思われていたわけですか。 竹山:だから、そういう聞かれ方をされたからそういうふうにお答え申し上げたところでございます。 読売新聞:やはり後半戦が終わって、維新に拍車掛けたくないという思いがあって、議員総会に臨まないほうがいいという。 竹山:いや、それは全然そんなことない。議員総会の話とは別です。 読売新聞:拍車を掛けるというのをもう一度、お話をお願いしたい。 竹山:それは要するに、私はやはり広範な皆さん方とともに堺の自治を守るというふうな立場でやっていましたので、そういうふうな観点からでございます。 読売新聞:もう1点。堺市長選のほうではあるんですけども、堺は1つという考え方があるということ、ご自身はどのようなスタンスで臨まれるのかっていう、今度もし維新の方が出てきたときにどんなようなご対応をされるのか。 竹山:私は次の堺市長選挙では関与いたしません。しかし私が申し上げたような、堺の自由と自治を守るというふうなことはやっぱり次の候補者にもしっかりと分かっていただきたいなというふうに思います。 【書き起こし】大阪・堺市の竹山市長が辞任会見 全文3に続く