217.1キロ走って7秒差…白熱の箱根駅伝シード権争いにネット「泣いた」「目が離せなかった」「7秒差ってえぐい」
◇3日 箱根駅伝・復路 総合10位までに与えられるシード権争いでは最終10区で8~11位の4校が集団となり、1校だけシード落ちしてしまう”天国と地獄”の展開となった。最後は8位・東京国際大、9位・東洋大、10位・帝京大がシード権を獲得し、11位・順大は7秒遅れで逃した。10位と11位のタイム差は2011年大会に3秒という例があるが、それに迫る僅差だった中、ネット上でも話題となった。 戸塚中継所を出発した時点では8位・東洋大、5秒遅れで9位・帝京大、さらに6秒遅れで10位・順大、さらに5秒遅れで11位・東京国際大。終盤まで集団を形成し、最後はゴールに向かう直線でのスプリント勝負となった。 白熱した争いにX(旧ツイッター)では「シード権争い」「シード落ち」などがトレンド入りすると「シード権争い泣けた。いや、泣いた」「シード権が7秒差ってえぐいな」「今年は最後まで目が離せなかった…泣ける…」「見応えあったね」などと反応。一方で「7秒差でシード権を逃した…」「11位になった選手を考えると、泣きそうになる」と順大のシード落ちを残念がる声も上がった。 なお、8~11位のチームが最終盤まで争い、シード権の明暗が分かれる展開は、2011年大会で国学院大・寺田夏生(当時1年)がゴール直前でコースアウトしながら巻き返し、何とか10位を死守した「寺田交差点」の際と同様の展開だった。
中日スポーツ