「佐渡金山」労働者追悼式、24日に新潟県佐渡市で開催 世界遺産登録決定巡り日韓で合意
「佐渡島の金山」(新潟県)の世界文化遺産登録決定をめぐり日韓が合意した労働者の追悼式について、主催する「佐渡島の金山」式典実行委員会は20日、11月24日に同県佐渡市のあいかわ開発総合センターで開催すると発表した。参列者は実行委の招待者のみとなる。 【写真】佐渡市、世界遺産の金山で朝鮮人寮跡に案内板 韓国側と合意の歴史説明の一環 実行委は、新潟県や佐渡市、佐渡を世界遺産にする会(中野洸会長)、佐渡金山の構成資産の一部を運営するゴールデン佐渡(鈴木徹社長)などで構成。 追悼式は、同日午後1時から1時間の予定で開く。黙祷(もくとう)をささげた後、実行委の構成団体の代表者らが式辞を述べ、献花を行う。 同県の花角英世知事は20日の定例記者会見で、追悼式について「『佐渡金山は世界遺産になりました』という関わった方々への報告会のようなものになる」とした上で、「世界遺産になるまでに育ててくれた方々に対する思いを式典で表現したい」と語った。