【J1昇格PO】岡山・竹内主将の涙のインタにファンもらい泣き「他サポまで泣ける」「熱すぎ」
◇明治安田J2リーグ・J1昇格プレーオフ決勝 岡山2―0仙台(2024年12月7日 岡山・シティライトスタジアム) 【写真】後半、追加点を決め喜ぶ岡山・本山 ファジアーノ岡山が、初のJ1昇格を決めた。J2の今季3~6位のクラブで争うJ1昇格プレーオフ(PO)決勝が7日に行われ、岡山(J2・5位)がホームでベガルタ仙台(同6位)に2―0で勝利。2006年にクラブ創設し、Jリーグ参入16年目で悲願を達成した。 前半20分にゴール前での混戦からのこぼれ球に反応したMF末吉塁が浮き球シュート。このボールが相手GK林の頭上を越えてゴールネット右隅に吸い込まれた。後半16分には途中出場のFWルカオがペナルティーエリア中央でボールを持つと、右サイドからフリーで走り込んできたDF本山遥にパス。本山の右足シュートは相手DFに当たってコースが変わったが、そのままゴールネットに突き刺さった。 主将のMF竹内涼は試合後のフラッシュインタビューに応じ「僕たちだけじゃなく、ここに来てくれた人たち、ずっとクラブ創設から応援してくれている人たちの思いがここまでチームを引っ張ってきてくれた。本当に皆の勝利だと思う」とうなずずいた。 竹内は今季、清水から岡山に移籍。加入1年目ながら主将を務めた。試合後は今夏に鹿児島へ期限付き移籍したDF河野諒祐のユニホームを身につけた。インタビュアーから仲間への思いを聞かれると、目頭を押さえ、肩を震わせた。「途中でチームを離れた選手もいる中で、そういう選手の思いも昇格につなげたかった。本当にみんなでつかんだ昇格だと思う」と声を絞り出した。 竹内の涙にネット上のサッカーファンは感動。「他サポまで泣ける」「竹内キャプテンの涙に、もらい泣き」「竹内が熱すぎて泣ける」などのコメントがみられた。