大会初制覇果たし今季2勝目、サバレンカが完勝で「WTA1000」で6度目V<女子テニス>
シンシナティ・オープン
女子テニスのシンシナティ・オープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、WTA1000)は日本時間20日(現地19日)、シングルス決勝が行われ、第3シードのA・サバレンカが第6シードのJ・ペグラ(アメリカ)を6-3, 7-5のストレートで破り、大会初制覇を飾るとともに今季2度目のタイトル獲得を果たした。 【サバレンカが優勝、シンシナティOP組合せ・結果】 同大会ではこれまで3度ベスト4進出の経験があるものの、いずれも準決勝で屈していたサバレンカ。今大会は初戦となる2回戦でE・コッチャレット(イタリア)、3回戦でE・スイトリナ(ウクライナ)、準々決勝で第10シードのL・サムソノヴァ、準決勝で第1シードのI・シフィオンテク(ポーランド)を下し大会初の決勝進出を決めた。 そして決勝戦、サバレンカは10本のサービスエースを決めファーストサービスが入った時に91パーセントの高い確率でポイントを獲得。ペグラに1度のブレークを許したもののリターンゲームでは3度のブレークに成功し1時間15分で勝利した。 オンコートインタビューでサバレンカは「スピーチは私の得意分野ではないけどベストを尽くす。素晴らしい試合をありがとう、ジェシカ(ペグラ)。あなたがトップレベルに戻ってきてくれてとてもうれしいわ。ここ数週間、本当に素晴らしいプレーをしている。本当に素晴らしい成果であり、あなたとあなたのチームを祝福したい。あなたが言ったように、私たちは今後もたくさんの戦いを繰り広げるだろう。このまま頑張っていこう」とコメントした。 1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で大会連覇を達成したサバレンカにとって今季2勝目であり、通算15度目のタイトル。また「WTA1000」大会では6度目の優勝となった。 そして大会後の世界ランキングではC・ガウフ(アメリカ)を抜き、2024年5月27日付の世界ランキング以来 約3か月ぶりに2位に浮上する。
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