“魔法のトライアングル”が躍動！CL出場を狙うフランクフルトは「最高のチーム」【現地発】
ヘマをしても評判は落ちず素晴らしく面白いサッカー
楽しいサッカーで好調をキープする今シーズンのフランクフルト。A・シウバ（右）、鎌田（左）、ユーネスによる“魔法のトライアングル”が躍動している。(C) Getty Images
最高とは何か。単純な強さだけなら６冠王者のバイエルンだ。だが、もっともスペクタクルなサッカーを見せてくれるチームにも〝最高〞という冠はつく。その代表格であり、CL出場を狙うフランクフルトの現状に迫る。（文：ルドガー・シュルツェ／訳：安藤正純 2021年３月18日発売ワールドサッカーダイジェスト『ザ・ジャーナリスティック ドイツ』を転載） ―――◆―――◆――― チャンピオンズ・リーグ（CL）とクラブワールドカップを制したバイエルン・ミュンヘンが目下、世界最高のチームなのは間違いない。しかし、「最高」とは何だろうか。成績が判断材料なら、タイトルを数えればいい。優勝の回数、つまり結果がチーム力を表わすバロメーターなのだから簡単な理屈だ。だが、最高の指標は他にもある。いかに面白く楽しいサッカーを見せてくれるか、だ。 後者に分類される代表格が、アイントラハト・フランクフル
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