「ニジガク」劇場版第1章 指出毬亜のソロ曲に相楽茉優まさかのツッコミ 林鼓子の作品愛に「オタクですか」
人気スクールアイドルプロジェクトの完全アニメ新作、映画「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会完結編第1章」(河村智之監督)の公開記念舞台あいさつが8日、東京・丸の内ピカデリーで行われた。メインキャラクターを演じる人気声優11人が集結。エマ・ヴェルデ役を演じた指出毬亜が歌詞にイタリア語が入ったソロ曲について語ると、中須かすみ役の相楽茉優のまさかのツッコミに会場は笑いに包まれた。 【写真】華やかです!映画「ニジガク」第1章のポスタービジュアル テレビアニメ1、2期を経て、OVA「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会NEXT SKY」のその後を全3部作で描く完全新作。その第1章ではスクールアイドルGPX(グランプリ)の招待状が届き、歩夢、かすみ、しずく、彼方、エマ、ランジュの6人が沖縄でパフォーマンスを繰り広げる人間模様とライブ模様が描かれる。 同作では前田佳織里(桜坂しずく役)、鬼頭明里(近江彼方役)、指出(エマ役)、法元明菜(鐘嵐珠役)、大西亜玖璃(上原歩夢役)がソロ曲を披露。鬼頭は「最初の頃の彼方からは考えられないアップテンポな曲で、ダンスもかわいらしくて激しくて。彼方の成長、未来を見据えた心境の変化も感じられる」としみじみ語った。 続く指出は「沖縄らしい曲になっていて、エマちゃんはこれまでも日本的な音楽がありましたが、日本への愛を感じる曲でした」と語り、「今回はイタリア語もあります。また懐かしのイタリア語を歌えて良かった」と歌詞について言及。すると相楽が「あれイタリア語なんだ?沖縄弁だと思っていた」と驚いた様子で語り、会場が笑いに包まれる中「ずっと沖縄の方言だと思っていた。そう思っていた人いるよね?」と呼びかけると、観客から同意するジェスチャーが寄せられ「ほらー!仲間」と大喜び。とはいえ、歌詞は沖縄の方言ではなくイタリア語であることは事実。指出から「イタリア語の歌詞は私の宝物、みたいな意味合いです。イタリア語です」と、笑顔で切り返されていた。 また、それぞれが印象に残ったシーンを質問されると、それぞれが作品愛を爆発させた。林鼓子(優木せつ菜役)は「クライマックスを出して申し訳ないんですけど、ランジュから歩夢への歌いつなぎが良すぎて、私はそこしかない。一番やっちゃいけないこと。みんな泣くじゃん」と興奮した口調で場面を挙げ、「よくみんなXで『声が出た』と書くけれど、本当に声が出たもん。すごいよアレは。良くないです本当に。それくらい素晴らしかった」と続けた。 さらに林は「ランジュがなぜ『負けないわよ』と言ったのか、それがあの歌いつなぎに全て込められていると思う。歩夢って特殊なカリスマ性がある子だと私は思っていて、もともとカリスマっぽいランジュが負けたくないと思う相手の歩夢。歩夢って虹学の真ん中なんだな、とすごく思った」と熱く続けた。周囲からは「オタクですか」「熱いな」「熱を込めすぎて汗が出ている」とツッコまれ、会場がさらに沸いた。 ソロ楽曲への思い、印象的なシーン、キャラクターへの愛着が、各声優から熱く語られイベントは大盛り上がり。MC役を務めた大西は「無事に第1章をお届けできてほっとしています。第2章、第3章も楽しみですけど、まずはたっぷり第1章を味わっていただきたい。ハッシュタグ『映画咲』を私はじっくり徘徊していきますので、皆で喜び、楽しさを分かち合いたい。きょうはありがとうございました」と締めくくっていた。 ◆登壇者 高咲侑役:矢野妃菜喜、上原歩夢役:大西亜玖璃、中須かすみ役:相良茉優、桜坂しずく役:前田佳織里、宮下愛役:村上奈津実、近江彼方役:鬼頭明里、優木せつ菜役:林鼓子、エマ・ヴェルデ役:指出毬亜、天王寺璃奈役:田中ちえ美、ミア・テイラー役:内田秀、鐘嵐珠役:法元明菜 (よろず~ニュース・山本 鋼平)
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