「ルイ・ヴィトン」水戸京成店が閉店へ 茨城から事実上の撤退
「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」が、12月25日をもって水戸京成店を閉店する。同店舗は茨城県唯一のルイ・ヴィトン ストア。同メゾンは茨城県から事実上の撤退となる。 一方、今年11月には伊勢丹新宿店本館に出店を予定
ルイ・ヴィトン水戸京成店は、京成百貨店1階にある特選ブティックの一つ。水戸京成百貨店が京成百貨店としてリニューアルオープンした2006年3月に、目玉の一つとして茨城県内に初出店した。同フロアの特選ブティックは現在、ルイ・ヴィトンのほか、「ティファニー(Tiffany & Co.)」や「バーバリー(BURBERRY)」「フェラガモ(FERRAGAMO)」が並んでいる。 水戸京成店の閉店後は、全国のルイ・ヴィトン ストアへの来店を促している。また閉店に伴い、修理品の受付は9月30日をもって終了。配送による修理は、クライアントサービス リペア専用ダイヤルで受け付けている。 ラグジュアリーブランドは近年、都心部への出店を強化しており、ルイ・ヴィトンも伊勢丹新宿店においてメンズ館に続いて本館への出店が決まっている。一方で郊外エリアの百貨店からの撤退が相次いでおり、「エルメス(HERMES)」は中四国エリア唯一の店舗だった岡山高島屋店を今年2月に閉店している。