大阪府松井知事が定例会見9月20日(全文2完)一院制、5年前から言っている話
大阪府の松井一郎知事が20日午後3時から定例会見を行った。 ※一部、判別できない箇所がございますことをご了承ください。
堺市南区の赤坂台にある府営団地の取り壊し検討について
松井:はい。 司会:それでは囲みを始めさせていただきます。まず初めに府政に関するご質問からお願いいたします。 毎日放送:すいません、あらためましてMBS、〓シミズ 00:17:24〓です。堺市南区の赤坂台にあります府営団地に関して、日影規制が問題となって、府が取り壊しを検討しているというふうな話が上がっていますが、まずこちらに関して、当然そこに住んでいる住民もおられるかと思いますが、そういう方々に対してはどういう対応を取っていきますか。 松井:もう、それはその住民の皆さんに、まだ今すぐ取り壊しをするということを決めたわけではありませんが、さまざまな規制に、今の現状に合わない建物ということであれば、行政としてやっぱり現状の規制の中にきちっと適合するものに造り替えていかなければならないと思っていますんで、要は、今お住まいになっている方々の大きな負担にならない形で計画を立てていきたいと思っています。 これはその堺市南区の府営住宅だけではなく、他のエリアの府営住宅も、まずはお住まいになっている住民の皆さんと徹底的に話し合いをして、そして例えば泉北ニュータウンなんていうのはそういう形で府営住宅も全部建て替えていきましたから。千里ニュータウンのほうとかはね。だからその皆さん方の大きな負担にならないような計画を立てていきたいと、こう思っております。 毎日放送:それに合わせて適宜説明会などを開いていくというお考えですか。 松井:いや、それはもうもちろんですよ。当たり前の話。
大阪国際がんセンターの医療機器再利用問題について
毎日放送:あと、もう1点、今朝の報道ベースではありますが、大阪国際がんセンターのほうで、医療機器の再利用の問題が報じられました。件数もおよそ400件という、かなり多い数だと思うんですが、それに関して、まず知事の受け止めをお願いします。 松井:まず今の状況をちょっと聞いてる、まだ国際がんセンターで今、全ての状況を調査している段階なので、僕が全てを今、把握しているわけではないですけど、僕が今聞いている情報だけで言うとね、要は国の指導っていうのは、手術室に入れた機器は、機器っていうか、そういう、体に触れるメスだなんだっていうやつね、そういうものは全て1回で廃棄せえと、こういう国からの通達みたいなものがあるらしいです。 で、要は使用せず、そのままテーブルに置いている機材もあるわけです。使用せずね。手術には使用してないですよ。メスだとかなんだとか、その患者に当たっていない、そういう先端の、電動のこぎりみたいな先端があるわけです。使用してないの。今、聞いているのは実際、手術に使用してないけども、その手術室には準備した。この部分について再度、滅菌消毒をして使用をした疑いがあるということを聞いています。聞いている。 だから、国のそういう指導も、これはやっぱり、そういう院内感染を防ぐということで分かるけど、分かるけども、これは手術に使用したその刃先を、これはもう二度と使用しちゃ駄目よというのは分かるんだけど、使用してない、並べていただけのものも全て破棄しなければならないのかというのは、ちょっと僕は、そこに本当に院内感染の可能性が、それはもう非常に高いということになるのかどうかはね、ちょっと僕は疑問に思っているところです。 全て、やはりこれは経費掛かってるものですから。手術道具全てね、経費が掛けられて購入しているものですから、実際に患者の人体の手術に直接当たっていない、その並べてただけのその器具も、そういう廃棄をしなければならないというところは、ちょっと僕は疑問はあります。疑問はある。 だからその辺も含めて、厚労省と、これからはやっぱりそういう形の中で、厚労省もそれを全て捨てなさいというのは厚労省の説明も要ると思うしね。だから、どこまでの安全基準を求めるのというところの議論が、この件は必要なんじゃないかな、僕はそう思っています。 毎日放送:ありがとうございます。 松井:はい。 司会:次のご質問お願いいたします。 共同通信:共同通信、〓タナカ 00:22:48〓です。関連してそのがんセンターで今、報告されている、上がっているのは、基本的に手術で人体に触れていないという件数が上がっているという認識ですか。それがもしかしたら人体に触れているものもあるかもしれないという。 松井:今聞いているのは、人体に触れているものは再利用していないというふうに聞いています。でもそれはもう今、もう一度、内部調査でやっていますからね。 司会:次のご質問をお願いいたします。