「名作バックパックがアプデ」いま本当に使いたいSDGsモノ…“スーリーサブテラ”が優しく進化、一段階先を行くサステナブルな取り組みとは?
SDGsとは、2015年9月の国連サミットで採択された持続可能な開発目標のこと。「貧困」「持続可能な消費と生産」「気候変動」など17のゴールと169のターゲットから構成されており、2030年が達成年限となっています。ここでは、今や誰しもが欠かすことのできない“SDGs”への配慮がなされた、魅力的なモノやサービスを見ていきましょう。今回は、スーリーのバックパックをピックアップしました。 ⇒【写真】THULE(スーリー) Thule Subterra 2 Backpack 27Lの詳しい画像を見る(全6枚)
ブルーサイン認証素材への刷新でサステナブルな理念を推進
今年5月、バッグメーカーであるスーリーから、主力シリーズのひとつである「スーリーサブテラ」のアップデートがアナウンスされた。内容は、使われている生地をブルーサイン認証素材に刷新するというもの。これによってスーリーが目指してきたサステナブルな取り組みはもう一段階上の領域へと踏み入ることになり、関係者からは数多くの称賛の声が上がった。 そもそもスーリーは1942年に創業して以来、いち早く環境に配慮した製品開発やシステムを取り入れてきたブランドだ。母国であるスウェーデンは「環境先進国」とも呼ばれ、SDGs達成率の高い国のひとつとしても知られており、自然を大切にする文化が根付いていた。スーリーで生み出されるすべての製品は環境に与える負荷を最小限に抑えるとともに、耐久性・デザイン性の点でも長期間使用可能なものにすることで持続可能性を強化。労働環境の安全性は確保され、物流やサプライヤーとも良好な状況を作り上げ、SDGsに掲げられているさまざまな目標をクリアしている。 一消費者としても、スーリーのようにサステナブルに配慮した製品を選択することが、明るい未来を手にするアクションのひとつになるはずだ。
ブランド哲学に据えたロングライフデザインほか、ポイントを解説
THULE(スーリー) Thule Subterra 2 Backpack 27L サイズ:W34×H48×D22cm ¥26,180 製品開発を行う際、長期間すたれないデザインを追求することもスーリーが大切にしている哲学のひとつ。長い期間愛用できることで、環境への負荷を和らげるとともにユーザーの満足度も向上させ、真にサステナブルな経済活動を実現していく。 持続可能な生産体制によるテキスタイル製品の認定マークbluesign PRODUCT 認証取得。スーリーではPFCフリーの生地を採用しており、有害物質の使用をなくして環境へのやさしさと生産の安全性についてハイレベルな基準を確立することを約束している。 性能や品質に求められる厳しい基準を満たす製品を生み出すために、スウェーデンに拠点を置く独自のテストセンターで製品を管理。振動、亀裂、疲労、環境保護などの多数の項目で製品を検査し、SDGsの目標のひとつとして掲げられている「つくる責任」を果たしている。 今季よりブルーサイン認証素材にアップデートされた「スーリーサブテラコレクション」。バッグに求められる堅牢性や耐久性はそのままに備えている。 パッド入りのPC&タブレット用スリーブや内装のオーガナイザーパネルなど、現代的なツールを効率よく収められる実用的な構造も魅力のひとつだ。 文/横山博之
MonoMaxWeb編集部
【関連記事】
- 「大好評の別注バッグ再び」JANSPORT × BEAMS第4弾は3WAY仕様の多機能バックパック“Bags Pack”
- 「人気ブランドのU1万円優秀バッグ」コールマンほか 日常使いに激推ししたい“ちょうどいい”バックパックを徹底解説【1万円以下の傑作品】
- 「廃棄エアバッグをそのままカバンに?」実用性抜群のSDGsアイテムに注目、高次元の性能を備えた“サステナブルなバッグ・ケース”3選
- 「このバッグ、ハイスペックすぎる…」究極的にマルチなビクトリノックスのバックパックに感嘆/編集長のお墨付き『コレ買いです』
- 「リアルガチのNo.1カバン」編集部が使ってわかった“売れ筋の傾向”とは?バッグ選びで大事なポイントを教えちゃいます!