東証、取引時間が5時間半に 午後3時半まで30分間延長
東京証券取引所は5日から、現物株の取引時間を計5時間半にする。取引終了時間を30分間延ばし、午後3時半に改める。終了時間の延長は1954年以来、70年ぶり。システム障害が発生した場合にも、復旧作業後に取引を再開できる可能性を高める。海外投資家らがより参加しやすい環境をつくる狙いもある。 変更後の取引時間は平日の午前9~11時半、1時間の昼休みを挟んで午後0時半~3時半。計5時間半の取引時間を海外主要市場と比べると、香港とは並ぶが、ニューヨークの6時間半、ロンドンの8時間半よりは短い。 取引終了前の5分間、終値を確定するための売買注文だけを受け付ける時間を設ける。