NISMO大森ファクトリー仕上げのケンメリGT-R【3】「純正ノーマルにはこだわらず、部品がなくなっても困らないように新しい部品を採用する」
シリーズ:大森ファクトリー仕上げのケンメリGT-R【3】 1973年式 日産 スカイライン HT 2000GT-R 【画像19枚】ラジエターはSUGITAの大型アルミ製に変更し、グリル側には電動ファン装着。美光ワークスでオイルクーラーを追加しオーバーヒート対策を強化している。トランクには純正の55リットルタンクではなく、ステンレス製の100リットルタンクを装備。給油口からの配管などもワンオフで製作している ケンメリGT-Rのレストアにあたり、オーナーの希望としては、「純正ノーマルにはこだわらず、部品がなくなっても困らないように新しい部品を採用する」というもの。 そのため、ニスモでは、S20型エンジンのフルオーバーホールに合わせて各部の重量合わせとバランス取りを行い、キャブレターをウエーバーφ45mmに変更し、特注のステンレス製タコ足を装着、点火系のCDI化、軽量フライホイールの採用、アルミラジエター&電動ファンの追加などが行われた。 また、程度の良いボディであったが、下回りに発生していたサビを取り除くため、ステップやフロアを補修。足回りやステアリング系、ブレーキ回りなども完璧にリフレッシュされた。 初出:ノスタルジックヒーロー Vol.143 2011年02月号 (記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
Nosweb 編集部