【MLB】レンジャーズ・デグロムが復帰登板で4回途中4奪三振無失点 チームはマリナーズに逆転負け
【レンジャーズ4-5マリナーズ】@T-モバイル・パーク
日本時間9月14日、レンジャーズは敵地T-モバイル・パークでのマリナーズ4連戦に2戦目を迎え、ジェイコブ・デグロムがトミー・ジョン手術からの復帰を果たしたが、試合終盤に逆転を許して4対5で敗戦。同地区対決4連戦の対戦成績は2戦目を終えて1勝1敗となった。マリナーズ5番手のJT・シャグワに3勝目(1敗)が記録され、6番手のアンドレス・ムニョスは最終回をピシャリと抑えて21セーブ目を記録。レンジャーズ5番手のデービッド・ロバートソンは逆転弾を浴び、4敗目(3勝)を喫した。 【動画】戦列復帰を果たしたジェイコブ・デグロムが4回途中まで無失点に抑える レンジャーズは初回にナサニエル・ロウとジョシュ・ヤングの連続タイムリーで2点を先制。5回表にワイアット・ラングフォードの11号ソロ、7回表にロウのタイムリーで追加点を奪い、4対0とリードを広げた。ところが、3番手のホセ・ウレーニャが7回裏にカル・ローリーの犠飛とランディ・アロザレーナのタイムリーで2点を返されると、8回裏にはセットアッパーのロバートソンが二死1・2塁からフリオ・ロドリゲスに15号逆転3ランを被弾。4対5で逆転負けを喫し、デグロムの復帰戦を勝利で飾ることはできなかった。 昨年6月に自身2度目のトミー・ジョン手術を受け、およそ1年半ぶりにメジャーのマウンドに戻ってきたデグロムは、初回の先頭打者に内野安打を許したものの、2つの三振を奪うなど無失点。2回裏は先頭打者に死球を与えたが、後続3人を打ち取り、3回裏は二死からヒットを許したものの、マリナーズ打線に得点を与えなかった。4回裏は一死から連打で1・3塁のピンチとなったが、ホルヘ・ポランコをセンターフライに打ち取って2アウト。ここで球数が60球を超えたため、降板となった。4回途中まで61球を投げ、被安打4、奪三振4、与四球0、失点0という投球内容。完全復活に向け、まずは無事に最初の登板を終えた。