なぜ?光熱費の節約に後悔の声も。貯蓄上手な貯金1,000万以上の人に聞く、効果がなかった節約術
電気代や水道代など光熱費の節約
「電気代を抑えるために、夏にエアコンの利用を控えていたら、熱中症になってしまい、すごく後悔しました」(62歳・男性/会社経営・役員) 「オール電化なので、料金が安い深夜料金の時間帯に掃除や洗濯、料理などをして節約しようとしましたが、その分夜ふかしになって睡眠不足になりました」(70歳・女性/主婦) 「光熱費の節約。細かくやり過ぎて気持ちがギスギスして辛くなり、やったことを後悔しました」(32歳・女性/弁護士) 「電気代を節約するために、家の電球をすべてLEDに変えましたが、効果がよくわからないし、LED電球が高かったので元が取れていない気がします」(62歳・女性/主婦) 「水道代の節約。そもそも基本料金が高いので、水を使っても使わなくても料金はあまり変わりませんでした」(62歳・男性/その他) 「水道代の節約を心がけたものの、そのことで妻と言い合いになったし、あまり節約効果もなかったため、やらなければよかったと思いました」(34歳・男性/総務・人事・事務) 節約術の1つに光熱費の節約がありますが、これもあまり効果がないという人が目立ちました。特に電気代については、冷暖房器具の使用を控える、こまめに電源を消すなどする人が多いようですが、体に不調をきたして病院にいく羽目になったり、意識の違いから家族間で喧嘩になるなどマイナス面が多い割に、節約効果を実感することができないとのことでした。
まとめ買いや特売品の購入などによる食費の節約
「野菜のまとめ買い。野菜価格高騰の際、節約のためにまとめ買いをしましたが、使い切れずにキャベツやレタスが傷んでしまい、逆にムダ遣いになってしまいました」(73歳・男性/その他) 「食料品のまとめ買いは、それほど大きな節約にならないし、家にストックがあるとついつい食べ過ぎてしまうので、自分には向かない節約術でした」(44歳・男性/その他) 「特売品など、食材のまとめ買いは節約に効果なし。ムダな物を買わずに、本当に使うものだけを厳選して買うほうが、最終的には節約になります」(58歳・男性/コンピュータ関連技術職) 「食べたいものを買わずに我慢すること。効果がそれほど大きくないし、そもそもすべてにおいてやる気がなくなってしまうので、全然いいとこなしです」(56歳・男性/その他) 「食費を節約するには、外食をやめるのがいちばんだと思います。ただし、外食をまったくしないと、日々の生活がつまらなくなってしまい、結局はいつものペースに戻って外食をしてしまうため、節約術としては正直難しいと思います」(70歳・男性/営業・販売) 「1人暮らしのときに、節約のために自分で弁当を作って会社に行っていましたが、手間がかかる割には、あまり節約できませんでした」(63歳・男性/会社経営・役員) 食費の節約もかなり効果がありそうですが、これもNGという人がたくさんいました。安いからといって安易にまとめ買いすると、食品が傷んでしまったり、あるだけ食べてしまったりして、逆にムダ遣いになることも。また、食べたいものや外食をすべて我慢してまで節約するのは、ストレスがたまって長続きしないので、効果的な節約術とはいえないようです。