アーセナルに大打撃…アルテタ監督、主将ウーデゴーアの戦線離脱を明言「大きな試練」
アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督が、状態に注目が集まるノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴーアについて言及した。18日、イギリスメディア『BBC』がコメントを伝えている。 ウーデゴーアは現地時間9日に開催されたUEFAネーションズリーグ(UNL)リーグB・グループ3第2節のオーストリア代表戦にて左足首を負傷。ロンドンへ戻る際には松葉杖をつく姿が目撃され、ノルウェー代表のチームドクターを務めるオラ・サンド氏が「このような負傷の場合、少なくとも3週間程度かかることが多い。それ以外は単なるボーナスで、さらに時間がかかる可能性もある」と発言していることから状態が心配されている。 現地時間16日に行われたトッテナムとのノースロンドン・ダービーを欠場したウーデゴーアだが、復帰まではしばらく時間を要するようだ。19日に控えたチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第1節のアタランタ戦の前日会見に出席したアルテタ監督は、キャプテンかつ絶対的司令塔の状態について言及。同選手がしばらく戦線離脱することを明言した。 「すべてを検査した結果、足首のじん帯の一つに損傷が見られた。彼がいなくなるのは非常に残念だよ。私は医者ではないので期間を決めることはできないが、重大なことなのでしばらくは彼を失うことになる。数カ月かからないことを願っているが、どうなるかは分からない」 「彼はキャプテンであり、チームで最大の選手の一人だ。ここ2、3シーズンに渡って最も安定している選手でもある。我々のアイデンティティーは彼のプレーや振る舞いと大きくリンクしている。我々はそれに対処しなければならないし、チームがどれだけ違う顔を見せれらるかという意味では大きな試練だ。実際のところ、我々には彼の他にも非常に効果的な選手や選択肢がある」 今週末にはプレミアリーグ第5節のマンチェスター・シティ戦を控えているアーセナルだが、“大黒柱”不在で大一番を戦うこととなった。 一方で、同じくトッテナム戦を欠場したイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリと同試合で負傷交代したイングランド代表FWブカヨ・サカについては「ブカヨは今日のトレーニングに参加し、セッションの大半をこなしたので出場できる。リカルドも今日のトレーニングに参加できたので出場可能だ。彼はチームに名を連ねており、これは素晴らしいニュースだ。知っての通り、ここ数週間は選手が不足していたからね」とアタランタ戦での起用が可能であるとの認識を示した。
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