経験か刷新か…立憲民主党代表選 候補者4人「政権交代」訴える
日テレNEWS NNN
9月23日に投開票が行われる立憲民主党の代表選挙。4人の候補者全員が「政権交代」を訴える中、新たな自民党のトップにどう対峙(たいじ)していくのでしょうか。 【画像】立憲民主党の次の代表に誰が最もふさわしいか NNN世論調査 ◇ 首相を退いてから12年。 野田元首相(8月) 「再び内閣総理大臣を目指す。そういう決意を固めたことを表明したい」 安定感と経験が強みの野田佳彦元首相ですが、一方で… 子ども 「誰~?」 野田元首相 「知らないでしょう。おいくつ?今何歳?」 子ども 「9歳」 野田元首相 「生まれる前の総理大臣。生まれる前」 党内から「昔の名前」と揶揄(やゆ)されるなど、新鮮味のなさが指摘されています。
野田元首相(9月18日) 「政治の世界は“親ガチャ”に当たった人ばっかりなんです。この世襲政治を制限をしていくところから、政治を変えていかなければいけない」 ◇ 同じく安定感と経験は抜群なものの、刷新感がないと指摘されているのが、枝野幸男前代表です。 枝野前代表(8月) 「皆さん、盆踊り楽しんでください」 この日、少しぎこちない盆踊りを披露するなど、地元の有権者とふれあった枝野氏は… 「総理大臣に勝てる自信ある?」 枝野前代表 「自民党には勝てるんだけど、党内が大変」 “厳しい戦い”になることを覚悟していました。
枝野前代表(9月18日) 「社会を支えてくれている、裾野のように支えてくれている、そういう人たち一人一人を大事にする、まっとうな政治を私は取り戻したい」 ◇ 現職の代表として再選を目指しているのは、泉健太代表です。 支援者(8月) 「お疲れさまです。頑張ってください」 泉健太代表(8月) 「頑張るか…そうね」 4月の衆院補欠選挙では“3戦全勝”したにもかかわらず、指導力不足などを指摘されています。古くからの支援者は… 支援者(8月) 「やっぱり自分の色を出さないと。(立憲)民主党って申し訳ないですけど、なめられるというか…」 党内での存在感を、いかに高められるかがポイントです。