<高校サッカー>正智深谷が優勝 8年ぶり4度目 ハイプレス仕掛け、序盤から攻勢 後半は守備陣形を低めに 球際に強い中盤選手、GK森も好セーブ…浦和学院の攻撃の芽を摘む
サッカーの第103回全国高校選手権埼玉大会(埼玉新聞社など後援)は17日、埼玉スタジアムで決勝を行い、正智深谷が浦和学院を1―0で下し、8年ぶり4度目の栄冠に輝くとともに、全国高校選手権(12月28日~来年1月13日・国立競技場ほか)の出場権を獲得した。 全国選手権埼玉大会決勝【写真3枚】 正智深谷は序盤からハイプレスを仕掛けて攻勢に出た。前半18分、鹿倉の左CKからゴール前で混戦になると、こぼれ球に佐藤が右足を振り抜いてゴールを奪った。主導権を握ると、中盤でボールを保持。相手シュートを0本に抑え込んで、前半を折り返した。 後半は低めの守備陣形で相手の攻撃の芽を摘んだ。大和田、吉田ら中盤選手の球際の強さでボールを奪うと赤川、白岩の両サイドから速攻を仕掛けた。守備陣も計7本のCKを与えたがGK森の好セーブなどでゴールを守った。 18日に全国高校選手権の組み合わせ抽選会が実施される。
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