不人気な中古外車BMW!!【磨きとペイントでどこまで仕上がる?】Vol.5
BMW×スポーツモデルのイメージて思い浮かぶのが、1970年代の登場当時から「M」ラインと呼ばれる、トリコロールラインが入ったボディカラーモデル。4輪BMWのスポーツカーやレーシングカーでも、やっぱり「M」ラインのイメージが強い。ぼくにとって、スポーツBMWと言えば、そんなイメージなので「BMW K75S+M」をイメージしたK75SMと呼べるようなマシン作りを目指そうと考えている。 【画像】中古外車BMWのリフレッシュ工程をギャラリーで見る(10枚) 文/Webikeプラス たぐちかつみ
あまりにも地味過ぎるK75Sの純正カラーリング
購入した当時の1987年型BMW K75S。過去に外車は何台か購入所有してきたが、ドイツ車も、BMWも、初体験。日本のバイクメーカー製モデルとは異なり、ユーザーニーズ以上に「ビルダーの考え方」を強く感じるのがBMWのような気がする。兄貴分のK100シリーズと比べて、カラーリングもデザインも、極めて地味なのが弟分のK75シリーズだ。真っ黒けの一色カラーリングは、今いち好きになれませんので、憧れの「M」トリコロールでK75Sを仕上げます。
ドリーム商會でトリコロール・グラフィックのご相談
ぼくがマスキングテープで添付したMトリコロールのグラフィックデザインを考慮した上で、ドリーム商會さんで新たにグラフィックをマスキングしていただく。ぼくは左サイドにテーピングしてたので、ここでは右サイドにテーピングしていただいた。「フロントフェンダーが重く見えませんか!?」と相談すると「少しだけFフェンダーをカットしてみましょう」と30ミリ短くするイメージに。
まだまだ手に入るBMW純正部品は頼もしい!!
マスキングテープを使って、自分なりに「M」ラインをイメージしてからトリーム商會さんへ車両を持ち込んだ。外装パーツは、いわゆる「オールペン」なので、ガソリンタンクの丸エンブレムには新品部品を準備した。数多くのモデルでこのエンブレムを利用しているらしく、メーカー在庫されていた純正部品を購入した。ペイント完成時には、現在の4輪用「M」エンブレムを添付しようと社外部品を用意してみた。この「M」エンブレムにも様々な大きさがあるので、数種類準備して、イメージ的、サイズ的にバランスが良いものを添付しようと思う。