イラン連盟がU-17北朝鮮代表の年齢詐称訴えも…地元メディアが文書を批判「威圧的だ」「大きな弱点のひとつ」
イランサッカー連盟(FFIRI)は10月25日付でアジアサッカー連盟(AFC)に対し、U-17北朝鮮代表メンバーの年齢詐称疑惑を調査するように求めたようだ。ただイランメディア『バルゼシュ3』はFFIRIが作成した英語の文書を「威圧的だ」などと批判している。 【写真】「信じられない可愛さ」「土台が違う」人気アイドルの“無加工ショット”にサッカーファンも注目 イランは10月24日に行ったU17アジアカップ予選で北朝鮮に1-4で敗戦。この試合後、FFIRIは「体格や筋肉を見ると、北朝鮮の選手の何人かは17歳を超えているのが視覚的に明らかだ」と主張し、AFCに調査を行うように求めていた。 ただ『バルゼシュ3』は文書の内容が主観的な内容であるため「北朝鮮が違反を犯した証拠や確証がない中で告発するという事実自体がおかしい」とFFIRIを批判した。またFFIRIが年齢詐称の疑いとして具体的な選手名を綴っていることにも「なぜかAFCに対して調査するように指示している。そのような論調は間違いなく威圧的で、プロフェッショナルの原則からは程遠いものだ」と見解を示した。 同メディアは文法上でも不自然な点があると主張し、「FFIRI事務総長がAFC事務総長に宛てて書いた」文書には英語力の課題があることを指摘した。その上で「特定の人物を潰す目的ではない」と強調し、「連盟の大きな弱点のひとつであるコミュニケーションの問題を示すこと」としてFFIRIの国際的な発信力を高めるための指摘だとしている。同メディアはFFIRIの文書を校正、校閲して新たな文書を同連盟に提供する予定だという。