「伝統×革新が詰まった究極のランシュー」アシックスの“UB10-S GEL-KAYANO 20”をスニーカー系ライターが徹底リポート
キコ・コスタディノフ・スタジオがデザインを手掛けた「キコ・キュレーション」シリーズから、新たに生まれ変わった「UB10-S GEL-KAYANO 20」が登場しました。 ⇒【写真】アシックスの究極スニーカー“UB10-S GEL-KAYANO 20”の詳しい画像を見る(全6枚) このモデルは、アシックスのランニングシューズ「GEL-KAYANO 20」を大胆に再構築し、岐阜県東濃地方の伝統工芸・美濃焼から得たインスピレーションを取り入れています。
試し履きしたのは【ASICS SportStyle/UB10-S GEL-KAYANO 20】
ASICS SportStyle UB10-S GEL-KAYANO 20 ¥26,400(税込) デザインの核となるのは、柔らかな質感と伝統的な工芸の美しさを融合させるアプローチです。マットで洗練されたカラーパレットが採用され、クラシックなランニングシューズのシルエットや構造を引き立てています。格子状の模様や不透明なカラーブロックが印象的な一方で、自然との調和を感じさせる機能性に基づいたディテールが随所に施されています。 美濃焼特有の釉薬(うわぐすり)による錆の風合いや経年変化を表現。長年愛される器が持つ色彩や質感を、シューズデザインへと巧みに取り入れています。伝統と革新を融合させたUB10-S GEL-KAYANO 20は、実用性と芸術性を兼ね備えた新たなランニングスタイルを提案しています! ミッドソールはGELテクノロジーの高いクッション性が際立つだけでなく、デザイン性にも優れた仕上がりが魅力的。立体感のあるラインや巧みに配置されたディテールが、洗練された存在感を放つデザインを生み出しています。 かかとからつま先にかけて流れるように設計された溝「ガイダンスライン」が特徴的で、着地時の左右のブレを最小限に抑え、蹴り出しまでの重心移動がスムーズかつ安定するよう工夫されています。 文・撮影/本間新
MonoMaxWeb編集部