10歳馬→12歳馬のワンツー決着 金沢で9歳上限定の「敬馬賞」
15日、金沢競馬場で行われた敬馬賞(9歳上・B級以下準重賞・ダ1400m・東海北陸交流)は、スタート一息も3-4コーナーで前に取りついて直線で抜け出した吉田晃浩騎手騎乗の2番人気スピーディクール(セ10、金沢・佐藤茂厩舎)が、11番人気ステイクロース(セ12、金沢・井樋一也厩舎)に1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分30秒5(良)。 【写真】スピーディクールこれまでの軌跡 さらに3馬身差の3着に1番人気スーパーフェザー(セ9、金沢・金田一昌厩舎)が入った。なお、3番人気リベリュール(牡9、金沢・井樋一也厩舎)は9着に終わった。 勝ったスピーディクールは、父サウスヴィグラス、母ローズアライヴァル、その父フジキセキという血統。16年9月にJRA中山でデビュー。翌年の仲秋Sを勝ってOP入りしたが、降級によって再び準オープンへ。20年1月の初春Sを最後に地方競馬へ移籍し、南関東→高知→金沢と渡り歩いた。大ベテランの域に入ったが、近5走連続で馬券圏内と堅実な走りを続けており、今回は昨年8月以来の白星を飾った。通算成績は61戦9勝。 【勝ち馬プロフィール】 ◆スピーディクール(セ10) 騎手:吉田晃浩 厩舎:金沢・佐藤茂 父:サウスヴィグラス 母:ローズアライヴァル 母の父:フジキセキ 馬主:酒井 孝敏 生産者:Shall Farm 【全着順】 1着 スピーディクール 2人気 2着 ステイクロース 11人気 3着 スーパーフェザー 1人気 4着 マウントゴールド 4人気 5着 マイネルトワイス 9人気 6着 アルティスタエース 6人気 7着 コンパウンダー 8人気 8着 ランニングクラウド 5人気 9着 リベリュール 3人気 10着 クリノヒビキ 7人気 11着 アヴァント 10人気 12着 ネオエレキング 12人気