ブリヂストン「B3 MAX ドライバー」をロフト角別で打ち比べ! 「同じモデルと言ってはダメなくらい性能が違います」(癸生川プロ)【ガチ試打計測・動画あり】
ヘッドスピードとシャフトのしなりの“適正なマッチング”を得るために、さらに38m/sで打ってみるが、「それでもまだちょっと動くかな」という癸生川プロの意見を入れて36m/sまで落とすことに。 『B3 MAX(10.5度)』のHS36m/s前後のデータ <トラックマン4のデータ> クラブスピード/36.3m/s ボール初速/53.8m/s 打ち出し角/14.6度 スピン量/2528rpm 降下角/37.1度 キャリー/171.4ヤード 飛距離/192.2ヤード 打ち出し方向/3.5度右 スピンアクシス/9.3度左 SIDE/1.7ヤード右 癸生川プロは「これくらい(36m/s)なら異様なしなりや動きがないから、コントロールが効いて、シャフトのしなりと合ってくるようなスピード帯かなと思う」とコメント。
ロフト角9.5度を試打
次に、9.5度をクラブスピード36m/s前後で打ってみた。ところが、構えたときのロフト角が立っていることと、重心位置の違いから、自然とクラブスピードが上がってしまい、HS42m/s前後に。それでも「シャフトは一緒なんだけど、しなり方が違う気がする。10.5度のときほどのしなりはないかな。本当に同じシャフト?」と癸生川プロは驚きを隠せない。小島プロも「クラブスピード以外もデータ的には10.5度との違いが出たので、まずはこの数値を見ていきましょう」と解説を始める。 『B3 MAX(9.5度)』のHS42m/s前後のデータ <トラックマン4のデータ> クラブスピード/41.7m/s ボール初速/61.7m/s 打ち出し角/11.7度 スピン量/2715rpm 降下角/33.5度 キャリー/203.5ヤード 飛距離/228.3ヤード 打ち出し方向/2.5度右 スピンアクシス/13.7度左 SIDE/111.2ヤード左
続いて、9.5度でヘッドスピード40m/s前後で打ってみる。 『B3 MAX(9.5度)』のHS40m/s前後のデータ <トラックマン4のデータ> クラブスピード/39.9m/s ボール初速/58.5m/s 打ち出し角/14.1度 スピン量/2301rpm 降下角/37.5度 キャリー/184.6ヤード 飛距離/205.5ヤード 打ち出し方向/5.0度右 スピンアクシス/6.2度左 SIDE/8.2ヤード右 試打をした癸生川プロは、「これくらいのヘッドスピードが、9.5度には合うような気がするな」との印象。小島プロも「確かに。今の9.5度も、先ほどの10.5度も、この純正シャフトでは、どちらかと言うと、スピード帯としては速くないほうが良いんじゃないかなという印象です」と同意見だ。