「低PBR修正」の物色動向が指し示す日本株相場の先行き
東証スタンダード市場指数は7週連続の上昇。ただ、時価総額上位20銘柄だけを抜き出すと、必ずしも好調とはいえない。この状況が示すものとは?(撮影:今井康一)
天皇誕生日の祝日が明けた2月24日の取引で、日経平均株価は3営業日ぶりに反発。前営業日比349円(1.29%)高と、22日の下落分(398円安)をほぼ取り戻す形で終わった。 とはいえ、週間ベースでは2週連続のマイナス。2月9日以来の“千鳥”が22日の急落で途絶え、攻防ラインも2万7500円を割り込んだ水準へと切り下がってしまった。 後述するが、アメリカ株はかなり厳しい局面を迎えており、その余波が日本株にも及びかねない。そんな中で市場の物色人気はどんな方向を目指すのか、考えてみたい。
本文:2,992文字
写真:1枚
購入後に全文お読みいただけます。
すでに購入済みの方はログインしてください。
税込330円使えます
PayPay残高
サービスの概要を必ずお読みいただき、同意の上ご購入ください。欧州経済領域(EEA)およびイギリスから購入や閲覧ができませんのでご注意ください。
岩本 秀雄