坂口智隆氏「打者の反応を見ていると、球速よりも重さを…」 デビューから無傷の5連勝・武内夏暉の“凄み”とは?
◆ 「何年もエースとして投げてるみたい」 西武は4日、ソフトバンクとの試合(みずほPayPay)に4-0で勝利。武内夏暉が8回無失点でデビューから5連勝を飾った。 ドラ1左腕・武内は生まれ育った福岡の地で8回119球、4安打無失点、4奪三振2四死球の快投。首位を独走するソフトバンク打線に三塁を踏ませず、NPBでは2015年の高木勇人投手(巨人)以来9年ぶり、左腕では1993年の杉山賢人投手(西武)以来31年ぶりとなる新人での開幕5連勝を達成した。 デビューから5連勝を飾った武内について、4日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の江本孟紀氏は「投げてる雰囲気とか見てると『プロ野球は甘いのぉ~、チョロイのぉ~』と余裕を持って投げてるように見えるんですよ。新人でこの投球は凄いね」と冗談を交えながらコメント。 また同番組に出演した解説者の坂口智隆氏は「なによりマウンド上での立ち振る舞いが、何年もエースとして投げてるみたいな感じがしますし、もちろん投げてるボールはどれも良いんですけど、立ち姿は非常に大事だなと思いました」とルーキーらしからぬ落ち着きっぷりを称賛。 続けて「球が強い、変化球の腕も良いですし、インサイドにもズバリと投げ込める。打者の反応を見ていたら、球速よりも速さ、重さを感じているのかなと。それで変化球を慌てて反応してしまい泳がされたり、空振りしてしまうのかなと思いますね」と投球について分析した。 ☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
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