「打てるときばっかじゃねーぞ」ヤクルト・村上宗隆 最年少200号ホームラン達成 周囲の雑音を吹き飛ばす一発
◇プロ野球セ・リーグ ヤクルト2-0広島(15日、松山) ヤクルトの村上宗隆選手が今シーズン9号となるソロホームランを放ち、史上最年少24歳3か月で通算200号ホームランを達成しました。 【画像】史上最年少で200本塁打を達成した村上宗隆選手 1点リードで迎えた8回の第4打席、「ホームランで1点を取るのはあの場面で理想だった」と話した村上選手。広島・矢崎拓也投手のフォークをとらえると打球はライトスタンドへ一直線。村上選手も打球を見送りスタンドインを確信すると声を上げました。 この打席の前までに外野フライが2つあり「紙一重の打球が何球かあって、なんとかしとめたいと思っていたのでその意識で入って打てたので良かったです」とライト方向へのアーチを描いた打席を振り返りました。 清原和博さんの記録を塗り替える史上最年少での200号ホームランを「1年目から松山でたくさん練習して僕自身も原点だと思っていますし、そういう場所でこうして節目のホームランが打てたことはすごくうれしいですし、たくさんこうやってヤクルトファンのみなさんが集まってくれているので、その中で打てたことが何よりうれしいです」と感想を述べました。 また、4日の中日戦で199号ホームランを放ってからはなかなか快音が響かず。7試合も足踏みをする間に周囲からの雑音が気になることはなかったか問われると「打てるときばっかじゃねーぞと。僕のこと何だと思っているんだと思っていました」と率直なコメント。これには球場につめかけたファンから笑いが生まれました。