京都で最も歴史ある「木津温泉」を堪能できる老舗旅館が生まれ変わる! 肌に優しい温泉と山海の恵みを味わえる宿とは?
開湯1200年を誇る木津温泉
京都府京丹後市に位置する宿「丹後の湯宿 ゑびすや」が、「リブマックスリゾート夕日ヶ浦木津温泉」としてリブランドオープンしました。 【画像】「え...」心ゆくまで名湯を堪能! 生まれ変わった宿泊施設を写真で見る(13枚)
リブマックスリゾート夕日ヶ浦木津温泉は、奈良時代から続く、京都で最も歴史の長い「木津温泉」として、多くの人に愛されていました。 特に、天平の飢饉の際に一帯で皮膚病が流行していた村人たちを、僧行基が湧き出る湯に入浴させ救ったと言い伝えが残る、しっとりと肌を癒す「美人の湯」として名高い温泉です。 また、魅力のひとつとして本館に併設する「大正館」は、幻想的なステンドグラスとアールヌーボー様式を用いた全国的にも珍しい宮大工の手法が光る建築物。 さらに、かの文豪、松本清張氏が長編推理小説「Dの複合」を執筆する際に滞在したことでも知られ、歴史を感じられる宿となっています。 食事は、米・野菜などの有機栽培の食材と、丹後の地魚など、季節に合わせた旬の料理を用意。夕食・朝食は、本館ダイニングにて心地よい中庭の竹林庭園を眺めながら、食事を楽しめるのが魅力です。 そのほか、同館から最も近い京丹後市網野町の「夕日ヶ浦海岸」は、夕日の名所としても有名。浜辺に沿って伸びる散策路「夕日の路」にはベンチが並び、丹後を代表する美しい夕景が訪れる人々の心を癒してくれます。 源泉かけ流しの温泉と文豪が愛した大正浪漫の趣を感じながら、リラックスしたひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
VAGUE編集部