新しい上司と「初日から」信頼関係を築く6つの方法
上司に共感する心も重要
率直に発言することをためらわず、組織のためになるアイデアを共有しよう。また、ビジネス感覚を磨くことで、効率を上げ、上司を楽にする方法を考え出せるようにしよう。上司の一歩先を行くことで、やがて上司に、困りごとでなく解決策を持ち込むことができるようになる。 4. 思慮深い質問をする 上司と信頼関係を築くもう一つの方法は、思慮深く、かつ突っ込んだ質問をすることだ。理由は2つある。それは、好奇心旺盛なチームの一員としての立ち位置を確立することと、上司についてよく知ることだ。 例えば、次のようなことを尋ねてみよう。 ・上司の好むコミュニケーション方法は何か ・上司の今年の最優先事項は何か ・会社の最大の課題は何か ・どうすれば上司をよりよくサポートし、付加価値を提供できるか ・自分のパフォーマンスを向上させたいのだが、アドバイスできることはあるか 5. 共感力を働かせる 管理職は孤立しがちなので、上司の気持ちや立場を理解するよう心がけよう。傾聴スキルを磨き、あなたが味方であることを伝えるフィードバックを提供するといい。そうすることで、上司の信頼を得られるだけでなく、上司の不安や課題をより深く理解できるようになる。 6. 上司のコミュニケーションスタイルに合わせる 上司との関わり方においては、相手のコミュニケーションスタイルに合わせることも必要だ。例えば、上司はメールでの状況報告を好むのか、それとも直接顔を合わせることを好むのか。上司はあなたのプロジェクトについて詳細に知りたがるのか、それとも全体像だけでいいのか。上司はタスク重視型か、それとも人間重視型か。 自分のコミュニケーションスタイルを相手に合わせることで、ダイナミックで活気ある職場環境を育むことができるだろう。 新しい上司と信頼関係を築くのは簡単なことではないが、相手に適応することは成功の鍵だ。一からやり直すのは手間がかかるように感じるかもしれないが、そこには良いこともある。上司が変わるたびに、あなたの仕事ぶりを保証してくれる人たちのネットワークが広がっていく。そう考えれば、これは喜ぶべきことではないだろうか。
Caroline Castrillon