【チャンピオンズC】JBCクラシック圧勝で懸念材料なし プラスデータ4つのウィルソンテソーロが最有力
好走率が高い好データが複数
2024年12月1日に中京競馬場で行われる第25回チャンピオンズC。2000年に始まった第1回と比較すると、名称が変わっただけでなく、距離や場所、そして国際招待レースの看板も外れた。格下げと思われる改革もあったが、現在はJRAにおける下半期のダート王決定戦として定着している。 【チャンピオンズカップ2024 推奨馬】勝率66.7%に該当で信頼度◎! 国内は連対率100%で盤石(SPAIA) そんなチャンピオンズCにはどのような特徴があるのか。今回も過去15年、前身のジャパンカップダート時代も含めたデータを基に調べる。 ☆所属 過去15年までさかのぼると、地方馬や外国馬も何頭か参戦しているが、馬券に絡んだのはすべてJRA所属馬。栗東所属馬が12勝(25連対)と、3勝(5連対)の美浦所属馬を圧倒している。ただ、美浦所属馬は出走が少ないだけで、勝率、連対率、複勝率はほぼ互角だ。 ☆性別 牝馬は13頭出走して、馬券に絡んだのは2015年のサンビスタ(1着)だけ。勝率で見ると牡馬と変わらないが、やはり割引する必要はある。 ☆年齢 7頭の勝ち馬を出しているのが5歳馬で、勝率、連対率もトップ。また、馬券に絡む確率が一番高いのは3歳馬となっている。3着以内はすべて7歳以下だが、7歳馬の最高着順は2着。また8歳以上はすべて馬券圏外に敗れている。 ☆前走クラス 勝ち馬が出ているのは前走地方、もしくはGⅢ(JRA)だった馬の2パターンだけ。連対馬に広げても、OP組が1頭増えるだけだ。 前走GⅠ組は13頭が出走して、2018年サンライズソアの3着が最高着順(前走京都開催のGⅠ・JBCクラシック)。着外の半分が芝のGⅠ、そしてここが初ダートという馬が多かった。 また【0-0-0-8】と結果が出ていないように見える前走海外組だが、うち5頭は海外馬。日本馬は3頭とサンプルが少なく、マイナスデータには含まないことにする。 ☆出走馬の主な前走レース JBCクラシック組が5勝(11連対)、マイルCS南部杯組が4勝(6連対)。連対馬の半分以上がこの2レースで占められている。特に南部杯組は連対率37.5%、複勝率43.8%と、高確率で馬券に絡んでいる。 ☆前走着順 前走1着馬が7勝(13連対)。勝率、連対率もトップで、好走率が高い。同6着以下から勝ち馬は出ていない。 ☆前走人気 前走2番人気だった馬が5勝(11連対)。連対率33.3%、複勝率39.4%と優秀で、好データの1つといっていい。また、6番人気以下から勝ち馬は出ておらず、連対率も1.7%と低い。 ☆前走着差 前走0.6秒以上差で勝利した馬は12頭おり、その半分が馬券に絡んでいる。前走南部杯、前走2番人気と並んでかなりの好データといえる。反対に、1.9秒以上差で負けていた馬は連対がない。