【チャンピオンズC】JBCクラシック圧勝で懸念材料なし プラスデータ4つのウィルソンテソーロが最有力
本命はウィルソンテソーロ
チャンピオンズCのデータをまとめてみよう。 【好走率アップ】 A「5歳馬、次いで3歳馬」 B「前走南部杯、次いでJBCクラシック」 C「前走1着」 D「前走2番人気」 E「前走0.6秒以上差で勝利」 【好走率ダウン】 F「牝馬」 【勝ち馬なし】 G「7歳馬」 H「前走OPクラス」 I「前走6着以下」 J「前走6番人気以下」 【連対馬なし】 K「前走芝レース」 L「前走1.9秒以上差で負け」 5つあるプラスデータのうち、すべてを満たしている馬はいない。4つ該当するのはウィルソンテソーロ(ABCE)。好データのE「前走0.6秒以上差で勝利」に当てはまり、マイナスデータには該当していない。文句なしの本命だ。 プラスデータを3つ、マイナスデータを持っていないのはクラウンプライド(ACE)。好データのEがあるのが強み。韓国開催のコリアC組は過去15回で【0-0-0-3】だが、そもそも日本馬の前走海外組が3頭と少ない。よって今回はノーカウントとして、クラウンプライドを対抗評価とする。 テーオードレフォンもプラスデータを3つ(ACE)持っているが、マイナスデータのH「前走OPクラス」にも該当。ただ、1頭とはいえ連対馬が出ているデータで、押さえとして入れておく。 プラスデータ2つで、マイナスデータを持たないのはサンライズジパング(AC)、ペプチドナイル(BD)、レモンポップ(BC)の3頭。今回の強データはB「前走南部杯」、D「前走2番人気」、E「前走0.6秒以上差で勝利」の3つ。このうち、2つとも満たしているのがペプチドナイルで、3番手に評価する。 レモンポップも好データのB「前走南部杯」を持っている。一方、サンライズジパングの「A」は、5歳馬より連対率が少し劣る3歳馬。印を打つ頭数の都合から、レモンポップを4番手とし、サンライズジパングはノーマーク。5番手はプラスデータ3つのテーオードレフォンにする。 ◎ウィルソンテソーロ ◯クラウンプライド ▲ペプチドナイル △レモンポップ ×テーオードレフォン 《ライタープロフィール》 門田 光生(かどた みつお) 競馬専門紙「競馬ニホン」で調教班として20年以上在籍。本社予想などを担当し、編集部チーフも兼任。現在、サンケイスポーツにて園田・姫路競馬を中心に予想・記事を執筆中。 一気に気温が下がり、周辺でも体調を崩す人が続出。私はすでにパッチ(ズボンの下にはく防寒着)、セーター、マフラーを投入。すでに真冬仕様となっています。冬、越せるかな……。
門田光生