祖母の口から「レッドサラマンダー」の名前が?その威力は絶大→グズる子どもが“即おとなしくなる”魔法の言葉だった【作者に聞く】
育児中は子育てで大変だが、社会に出て仕事をしている時とは違う世界が見える。今しか見れない子どもの成長を漫画として記録に残す、おしそ(@_______aona)さん。ある日、公園で「まだ遊びたい!」とグズる子どもに、連れてきたばあばが「困ったわねぇ」と言いながら、パワーワードを炸裂させたエピソードには、1万以上のいいねがつく反響があった。今回は、日常エッセイ漫画に癒やされるおしそさんのバズ漫画を紹介する。 【漫画】本編を読む ■ミニカー好きな子どもに「レッドサラマンダー」は効果敵面!? 些細な幸せを見つけて、それが共感を生む。そんなおしそさんの漫画は読んでいて楽しい。 ある夕暮れ時に、遊びに夢中になっている子どもが「帰りたくない!」とごねていた。しかし、夕飯の準備もしなければならず、寒くなって風邪を引かせたくない。そのとき困っていたのは、子どもを連れてきたばあばだった。そこで、ばあばは「レッドサラマンダーで遊ぼう!」と提案した。レッドサラマンダーは全長8メートルの無限軌道災害対応車で、荒地や瓦礫などの場所でも走行できる車両だ。この出来事が共感を生み、「ばあば、言葉選びの達人」「子どもの最先端を知っている」とSNSでコメントが寄せられた。 作者は本作以外にも、子どもを自転車に乗せて走る瞬間やご飯を炊くときなど、日常のささやかな出来事を短い漫画に描いている。なかでも、スーパーでイカリングを探していたときのエピソードは7.5万いいねを獲得し、大きな反響を呼んだ。 このことについておしそさんは、「写真や動画に残せなかった日のこと、ほっこりしたこと、大きなひとりごとのようなものばかりを細く長く続けたいと思っています。誰かのどうでもいい、なんでもないことしか見たくない、のタイミングに入り込めたら幸いです」と語った。 取材協力:おしそ(@_______aona)