国宝の旧開智学校が3年半ぶりに一般公開 耐震工事などが完了「歴史を感じて趣もある」【長野・松本市】
耐震工事のため休館していた松本市の旧開智学校が、3年半ぶりにリニューアルオープンしました。 9日、リニューアルオープンしたのは松本市の旧開智学校です。 旧開智学校は耐震工事や防災設備の整備のため2021年6月から約3年半の間休館していました。 ■観光客「昔の学校のことがよく分かって、とても勉強になりました」 ■観光客「歴史を感じて、趣もあって良かった」 旧開智学校は近代学校建築として、初めて国宝に指定されました。明治9年に完成し、洋風のデザインを日本の伝統技術で表現した「擬洋風」建築として多くの人に親しまれています。 ■旧開智学校校舎・竹内祥泰館長 「お客様に安心・安全な校舎を見てもらえる。たくさんのお客様に来てもらい、展示の方も見ていただきたい」 旧開智学校ではリニューアルオープンに合わせ、松本大学の学生によるイベントも開催され、県内外から多くの観光客でにぎわいました。