ザ・ノース・フェイス、ゴールドウイン... 2024年冬に買うべき「大人のダウン」3選
秋も深まり冬に向かっていくと、気になってくるのはやっぱりダウンアウター。テック素材にもこだわったハイクのダウンをはじめとした3着をピックアップ! 【写真】ザ・ノース・フェイス、ゴールドウイン… 2024年「大人のダウン」150をチェック!
THE NORTH FACE PURPLE LABEL 65/35 Field Down Jacket
ザ・ノース・フェイス パープルレーベルはナナミカとのコラボレーション・ラインで、レトロクラシックなデザインを得意としている。65/35フィールドダウンジャケットは、スタンドカラースタイルのドッグイヤー、袖口と裾のリブ使いからもわかる通り、80年代のドッグイヤーブルゾンがベース。色褪せたようなヴィンテージネイビーが、当時の雰囲気を醸し出す。表地にはブランドを象徴するミッドウェイトの65/35ベイヘッドクロスを使用。もともとクラシックな機能素材として人気を集めているが、今季はオーガニックコットンとリサイクルポリエステルを使用し、撥水加工を施した。中綿は人体からでている遠赤外線(体温)を輻射して、自然な温かさをキープする光電子® ダウン。短丈のダウンジャケットを探している人、ブルゾン感覚でダウンを着たい人に最適だ。
Goldwin 0 Three-Dimensional Down Jacket
ゴールドウイン ゼロは未来に向けて、循環型社会の実現を目指す実験的プロジェクトとして2022年に始動。2023年秋冬からはラグジュアリーブランドにも在籍していたヌー・アバスをディレクターとして迎えた。そのファーストコレクションに登場したのが、ゴールドウインが開発した最新の立体ダウンバッフル構造「3D Box Baffle」を全体に取り入れたダウンジャケットだ。ボックス型のダウンキルトが印象的なこのジャケットは、ダウンを詰める空間を折り紙のようなプリーツで立体化。またパーツごとにバッフルの高さを変えて、それぞれの場所で最適なあたたかさをキープする進化した構造でできている。表地はシルクのような光沢のあるリサイクルナイロン素材を採用し、フッ素不使用の撥水加工を施した。襟裏にはフリースが配され、ヌー・アバスのコレクションを象徴する二重ループが。オレンジブラウンのようなカッパーは今シーズンの新色。
blurhms PTX N2 Down Deck Coat
遊び心のあるデザインを得意とするブラームスらしい、アメリカ海軍のデッキコートをダウン仕様にした新作。N2デッキコートと言えば、コットンピケの表地にアルパカなどのボア裏地が付いているのが一般的。そのデザインを踏襲したダウンコートは、軍物に比べて軽快かつ快適に着られるのが魅力だ。極薄の耐水性コーティングを施した軽量で柔らかなナイロン生地を使用して、ほどよくダウンを詰めた。両サイドとも裾から袖口にかけてファスナーが大きく開く、ベンチレーション機能を搭載。フードは口元までを覆い、袖口にはインナーカフを配して冷気をシャットアウトする。