ポルトガルvsトルコでは観客5人が乱入…UEFAがEUROでの対策を強化へ
欧州サッカー連盟(UEFA)は23日、観客の乱入が相次ぐEURO2024で「追加の安全対策を配備する」と発表した。『BBC』や『ニューヨーク・タイムズ』が伝えている。 【写真】お相手がJ1選手だったと話題に…元アイドルの女優が2ショットで結婚報告 今月22日のポルトガル対トルコでは観客の5人がピッチに乱入。FWクリスティアーノ・ロナウドに2ショット写真をお願いするなどし、最終的に警備員に拘束された。ポルトガルのロベルト・マルティネス監督は試合後、この日の乱入者についてはスター選手への愛情が溢れ出たものであり「ファンの意図は良いものだった」としつつ、「間違った意図の場合は難しい場面が訪れることも理解しなければいけない」とコメント。選手に危害が加えられることへの懸念を示した。 すると、UEFAは翌日に対策を強化することを発表した。安全上の理由から具体的な情報は発信できないとしているが、乱入して選手に近づくことができないようにするという。 加えてUEFAは「あらゆるピッチへの乱入はスタジアム規約の違反であり、場外へ退場することになる。大会全体への入場禁止処分になるほか、不法侵入として刑事告訴の対象になる」と注意喚起している。