【冷凍庫パンパン問題】どんな食材をストックしてる?使い勝手が良くなる収納アイディアも
冷凍庫をパンパンにしないための工夫は?
まとめ買いした食材、食品や作り置きの料理などをどんどん詰め込むうちに、冷凍庫が満員御礼……なんてことはないでしょうか。食品の収納、保存に関するアイディアを教えてもらいました。 ◾️立てて収納する 「なるだけ縦置きをして見やすく取り出しやすくしています」(64歳/主婦) 「ジップロックで冷凍保存して立てて収納。取り出しやすさを考えています」(53歳/その他) 「お肉は凍らせる前になるべく平らにして立てて収納する」(40歳/主婦) 深さのある冷凍庫に食品を積み重ねて収納すると、底にあるものが取り出しにくく、うっかりすると食品が迷子になって冷凍保存期限を過ぎてしまうことも……。冷凍庫を開けたときに、何が入っているのか一目で全体像が把握できるように、立てて収納するとの声が多く聞かれました。 たとえば、お肉をまとめ買いした際、そのまま突っ込むのではなく、1回分の量を小分けにしてなるべく平らな状態で冷凍して立てておくと見た目もスッキリして使い勝手もいいですよね。 ◾️100均グッズなどを活用して見える化する 「100均の取っ手付き透明ケースに入れておくと在庫が分かりやすく使い切りにいい」(52歳/主婦) 「冷凍食品を大、中、小とざっくり分け、小物はプラスチック容器に。食材名の紙も使い整理整頓を意識するとパンパンに詰めなくなりました」(44歳/主婦) 「100均グッズを多用。重ねているものが楽に取れるように工夫しています」(55歳/その他) 「冷凍庫の扉に購入日を書いて貼っておく」(34歳/総務・人事・事務) 冷凍庫に限りませんが、ものをスッキリ収納するには、何をどこに配置するのかというルールを決めておくのが肝。サイズや形状の異なるさまざまな食品が入り混じって冷凍庫がカオスな状態にならないよう、100均グッズなどで整理整頓を心がけている人もいました。 きちんと区切りがあると冷凍庫の中身がわかりやすく、計画的・効率的に食品のやりくりができそうですよね。また、冷凍庫の扉のメモは、重複買いを防ぐことができたり冷凍庫を開閉する頻度を減らせたりお財布にも環境にも優しい気がします。 ◾️その他、こんなアイディアも… 「別に冷凍庫を買った。ストックを多くできて重宝している」(62歳/デザイン関係) 「メインの冷蔵庫とは別に冷凍庫を購入して大正解でした」(60歳/総務・人事・事務) 「パンパンにならないように、空きスペースができてから買い物しています」(60歳/その他) 「以前はまとめ買いしていたのですが、その習慣をやめました。食べたいときに買うようにしたら、冷凍庫がパンパンにならなくなりました」(55歳/主婦) 冷凍庫をパンパンにしないためのシンプルなルールは2つ。容量を大きくするか、入れるものを少なくするかです。 いくら収納を工夫したところで、そもそも冷凍庫の容量が少なすぎると限界が……。家族構成や自炊の頻度などのライフスタイルにもよりますが、たくさん食品を保存する必要がある家庭では、サブ冷凍庫をキッチンに導入するのもひとつの手です。 他方、お買い得品をまとめ買いして収納に頭を悩ましたり、使いきれず捨てることになったりしてはかえって損。必要な分量をその都度購入して、冷凍庫の中身も家計もスリム化を目指すのもアリでしょう。 冷凍庫に何を入れるのか、どのように収納するかは日々の食生活にも関わる重要なテーマ。いつもパンパンな人も、逆にスカスカ状態な人も今回のアンケート結果をぜひご参考にしてみてはいかがでしょうか。
中田綾美