日本ハム、鷹の優勝に“待った!” 五十幡が高速V生還、加藤貴完投で初10勝目
● オリックス 2 - 3 日本ハム ○ <25回戦・京セラD大阪> 2位の日本ハムはオリックスとの接戦を制し、再び今季最多の貯金17。デーゲームで楽天に勝利し、優勝マジックを「1」としていたソフトバンクのV決定は23日以降に持ち越された。 日本ハム打線は1点を追う3回、苦手にしているオリックス先発・宮城に対し、先頭の7番・上川畑が右前打で出塁。一死後、9番・水野が6号2ランを右翼席へ運び逆転した。2-2で迎えた9回は5番・万波、6番・郡司の連打などで一死二、三塁とし、代打・松本剛の三ゴロの間に代走で出場していた三走・五十幡が俊足を飛ばし生還。これが決勝点となった。 先発の加藤貴は2回、7番・紅林に先制の適時二塁打を許すも3回以降は4イニング連続3者凡退をマーク。しかし1点リードで迎えた7回、二死一塁で一走・森に二盗を許すと、6番・西川に左前適時打を浴び2-2の同点に追いつかれた。 それでも、8回以降は再びゼロを重ね、1点リードに変わった9回は3者凡退締め。9回125球、5安打2失点、6奪三振無四球の力投で、自身初となるシーズン10勝目(8敗)を今季3度目となる完投勝利で飾った。
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