昨年王者撃破の ‘18年王者ベレッティーニが初戦突破、強風吹き荒れるなか2回戦へ<男子テニス>
EFG スイス・ オープン・グシュタード
男子テニスのEFG スイス・ オープン・グシュタード(スイス/グシュタード、レッドクレー、ATP250)は16日、シングルス1回戦が行われ、第6シードのM・ベレッティーニ(イタリア)が昨年王者で世界ランク110位のP・カチーン(アルゼンチン)を6-4, 7-6 (7-2)のストレートで破り、初戦突破を果たした。 【マッテオ・ベレッティーニ 選手詳細情報】 2018年の大会王者であるベレッティーニと昨年王者のカチーンの一戦となったこの日、強風吹き荒れるなかの試合となったが、ベレッティーニは5本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに73パーセントの確率でポイントを獲得。カチーンのブレークを0度に抑えると、リターンゲームでは第1セットで獲得した1度のブレークのみとなったが、第2セットのタイブレークも制し、1時間41分で“元王者”対決をものにした。 男子プロテニス協会のATP公式サイトにはベレッティーニのコメントが掲載されている。 「本当にうれしい。ここにはいい思い出があるから戻ってこれてうれしいよ。この風は予想していなかった。あと、ペドロ(カチーン)はこういうコンディションでプレーするのが好きで、昨年も優勝している。本当に堅実なプレーだったね。最初の試合は決して簡単ではない。たくさん練習することはできるけど、最初の試合をして自分のフィーリングを知ることが重要なんだ。次のラウンドにはベストの状態で臨みたい」 2回戦では世界ランク142位のD・ガラン(コロンビア)と対戦する。ガランは1回戦で同112位のV・コプリヴァ(チェコ)をストレートで下しての勝ち上がり。 同日には世界ランク81位のY・ハンフマン(ドイツ)や同87位のB・ファン・デ・ザンスフルプ(オランダ)らが初戦を突破している。 今大会の第1シードはS・チチパス(ギリシャ)、第2シードはU・アンベール(フランス)、第3シードはF・オジェ アリアシム(カナダ)、第4シードはT・M・エチェベリー(アルゼンチン)。上位4シードは1回戦免除のため2回戦からの登場となる。