戸谷菊之介、遠野ひかる、鈴代紗弓、芹澤優が【職業(ジョブ)】を与えられるとしたら? TVアニメ『不遇職【鑑定士】が実は最強だった』
2025年1月9日(木)よりTOKYO MX、BS11、ABEMAにてTVアニメ『不遇職【鑑定士】が実は最強だった』の放送が開始する。 【写真を見る】TVアニメ『不遇職【鑑定士】が実は最強だった』 「小説家になろう」で 4,100 万 PV を誇る人気のライトノベルを原作とする異世界ファンタジーで、講談社「マガポケ」で連載中のコミカライズも累計 100 万部突破している。 【鑑定】することしかできない最弱職で不遇職の【鑑定士】を与えられたアインは卑屈な日々を送っていた。そんなアインの運命は【世界樹】の精霊ユーリとその守り手で賢者であるウルスラと出会うことで大きく動き出していく。持ち前の優しさと、新たに加わった勇気を胸に様々な出来事を乗り越えていく――。 アインの声を演じるのは戸谷菊之介。ユーリ役には遠野ひかる、ウルスラ役に鈴代紗弓、ピナ役に芹澤優が出演する。 今回は戸谷菊之介、遠野ひかる、鈴代紗弓、芹澤優にインタビューを行い、演じるにあたって意識したことやキャラクターの印象などたっぷり語ってもらった。 ――原作や台本を読んで感じたキャラクターの印象やご自身との共通項はありましたか? 戸谷「一度決めたことを最後までやり通すことです!ウルスラとの修行のシーンでアインは泣き言を言いつつも必死で頑張って強くなっていましたが、通じるところがあると思いました。僕も目標を決めたら、泣き言を言いつつ(笑)最後までやり遂げるようにしています」 遠野「ユーリの第一印象は、純粋無垢な箱入り娘!お母さんと慕うウルスラに、大切に可愛がってもらってきたのが分かる、透き通るような優しい心の持ち主なんだと感じました。アインの言葉一つ一つに、照れたり舞い上がったり...その表情や仕草がとっても可愛くて、見ているだけで一緒に嬉しくなってしまいます。私自身は、お礼を言われたり褒めてもらうと、なんとなく気恥ずかしくなってしまって言葉を素直に受け取りきれないタイプなので、ユーリとは似ていないかもしれません...笑でも、いただいた言葉に対して喜びや感謝を伝えられるってとても素敵だなと、ユーリを見ていて改めて思いました!」 鈴代「ウルスラはキャラクター性が立っている子が多い中でも、特にパンチの効いたキャラクターだなと感じました。何事もとにかくユーリ第一で動く姿は本物の母のようで、ヒロインとはまた違ったポジションのウルスラさんに惹かれたと同時に、ユーリが居なくなってしまったらどうなってしまうのだろう...と、うっすらとした不安を感じたキャラクターでもありました。そのくらいユーリへの大きな愛ゆえに暴走してしまう時もあるのですが、そんな時に見せるウルスラさんの崩れた表情がなかなか凄くて(笑)。普段キリッとしといる分、余計に惹かれるものがありました。ただ、ユーリだけに世話を焼くのではなく、なんだかんだ言いつつもアインや周りのことも気にかけているところが、本当に懐が広い人だなと感じます。共通点は、ウルスラさんほどキャパシティが広いわけではありませんが、放っておけないところですかね...!どんな時でも無条件に絶対的な味方で居てくれるような安心感はウルスラさんにしか出せない要素だと思いますし、普通に強い!!最強です。」 芹澤「ピナちゃんはいい意味で物語をかき乱してくれます!でもそのおかげで前に進めたり、素直になれないお姉ちゃんたちがちょっと大胆になれたり...いい仕事しています(笑)。自分との共通点は、なんだかんだ姉妹のことが好きなところですかね!私もお姉ちゃんも妹もいて、どっちもLOVEです!」 ――演じるにあたって意識されたことや、作品/キャラクターを通して伝えたいことを教えてください 戸谷「アインは【鑑定士】というジョブだったことで虐げられて生きてきましたが、それがあって人の痛みに寄り添うことができる優しさのある人間だと思っています。なので、理不尽に対する怒りはとんでもなく大きく演じました。特に仲間が傷つけられそうになったときは、優しさを忘れて100%以上の怒りでやっていたと思います」 遠野「仲間に裏切られ希望を失ったアインが、生きることに意味を感じられるきっかけとなるのが、ユーリとの出会いです。アインにとって、ユーリは過去の仲間とは違う、絶対的な味方だと安心できる存在になるよう演じなければ、と思いました。そのためにまず、ユーリがアインのことを心から信頼して頼りにしているんだ、ということを伝えたかったので、閉じかけたアインの心に響く言葉になるよう一言一言を意識しました。また、精霊の姉妹たちと再会して、お姉さんっぽい振る舞いや妹らしい愛らしさなど、その時々にみせる新たな一面を大切にしたので、微笑ましい掛け合いも、楽しんでいただけると嬉しいです。」 鈴代「実は初めて原作を拝見した時、一番どんな声か聞こえてこなかったキャラクターがウルスラさんでした。強くてかっこよくて綺麗で優しくて安心感があって、でも表情が変わるところは大きく変わって...ユーリにとっての『母』であり、アインにとっての『指導者』でもあるという、ひとりの人としての要素と、ウルスラが担っている役割の広さと重さが大きいように感じていたので、どういう風に演じたらウルスラさんとして成立できるのか、かなり難しかったです。個人的にも、ヒロインとは少し違う『母』的ポジションの役を演じたことがなかったので、試行錯誤しました。特に物語前半の方ではアインが成長していく過程でウルスラが導いていったり、スキルを教えるシーンが多くあったのですが、アインはじめ視聴者の皆さんも初めて聞くような単語や内容が沢山あったので、タイトな尺の中でも大事なワードを立たせることを意識して演じていました。成長した先に、より強い『家族愛」や「仲間愛」が生まれていくのが本作の大きな魅力だとも感じていたので、気に留めずとも自然に成長過程のシーンの内容や状況が入っていっていたら幸いです。」 芹澤「初登場するお話しはとにかく「煽る」。喋り方や表情や、特に言葉の語尾に突っかかっていく感じをたくさんいれました。でもこれってかまってほしいからなんですよね。結局ピナはスーパーかまってちゃんなので、子供らしい可愛らしさと鬱陶しさのバランスは意識しました!」 ――もし皆さんが【職業(ジョブ)】を与えられるとしたら、何が良いですか? 戸谷「【音楽家】になりたいです!僕は普段ピアノを弾いたり、トロンボーンを吹いたりするのですが、音楽は自分がやっていても楽しいですし、人に喜んでもらえるというのも嬉しいです!天から授けられたジョブが【音楽家】だったらものすごい演奏ができそうです!」 遠野「よく当たる占い師!素顔を隠してミステリアスな雰囲気を漂わせながら、意味深に予言を告げたいです!でも『一国の運命を背負って未来を占う!』とか『その人の運命がかかってる!』だと重責なので、知っていたらちょっとラッキー!くらいの範囲で力を発揮したいですね...。『まもなく~玄関の電球が...切れます。早めに買っておきましょう...』とか!意外と助かると思うんです!笑」 鈴代「いろいろ悩みましたが、『偵察』とかですかね...!こんな職業なかなかないかもしれないけど(笑)。計画や戦闘は他の人に任せて、中間的なところだけやらせてもらう!うまくいけば戦うこともなく味方を勝利に導くことができるかもしれないドキドキ感、ひっそりと敵の様子を見にいくヒヤヒヤ感、スパイにちょっとした憧れ的なものがあるので、やってみたいです!!」 芹澤「『魚鯖士』とか良さそうですね!お魚が好きなので、たくさん捌いて調理して、誰かに食べてもらいたいです!!料理担当は絶対必要だし、一応武器も持っているので、パーティーの役にたちそう!!」 ――作品を見る方に向けて、メッセージをお願いいたします 戸谷「不遇職に生まれたとしても諦めずに頑張り、努力と人柄で自然と周りに人が集まり強くなっていくなっていくアイン。少しずつ成長していくアインと共にワクワクしたり、魅力的なヒロインたちとのやりとりにニコニコしたり、嫌~な事をしてくる敵を一瞬で倒しちゃうアインを見てスカッとしたり(笑)、色んな視点からぜひアニメを楽しんでください!」
HOMINIS