世界平均気温、2月も史上最高 EU機関発表、昨年から高温続く
【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)の気象情報機関「コペルニクス気候変動サービス」は7日、今年2月の世界平均気温が13.54度で、同月としては1940年からの観測史上最高だったと発表した。これまで最高だった2016年を0.12度上回った。今年1月も同様に記録を更新し、観測史上最高だった昨年に続き今年も高温が続いている。 産業革命前と同程度とされる1850~1900年の2月の推定平均気温より1.77度高かった。地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」では年ごとの変動を除いた世界の平均気温の上昇幅を1.5度に収めることが目標だが、達成は危機的な状況になっている。