レパードＳを制したミッキーファイト

［ＪｐｎⅢ名古屋大賞典＝２０２４年１２月１９日（木曜）３歳上、名古屋競馬場・ダート２０００メートル］ 　今年の名古屋大賞典はミッキーファイト（牡３・田中博）が人気の中心。デビュー４戦目にしてＧⅢレパードＳを勝利。ジャパンＤＣでは２着に敗れたものの、全５戦全て安定した走りを見せ続けている。前走後の様子やレースに向けての意気込みを田中博康調教師に聞いた。 　――前走後は 　田中博調教師　体つきが立派になりました。まだ３歳のこの時期なので今成長している段階ですが、すごくカッコ良くなってきました。もともとさばきの柔らかいタイプではありませんが、嫌だなという硬さもなく、ちょうどいいところでベースアップできて、トレーニングの効果も出てきています。 　――仕上がりは 　田中博師　時間をかけてやらせてもらっていて、すごく順調にきています。前走よりも今回のほうが走りのバランスに関してもそんなに崩れていません。体調が安定しなかった時期もありましたが、体の成長とともに心も成長しています。 　――名古屋の舞台は 　田中博師　やってみないと分からないですけど、すごい小回りが向くかというと得意なほうではないと思います。ですが今後そういった舞台もありますし、こなせると思います。 　――レモンポップに続く存在 　田中博師　そうですね。そういった舞台に乗せられるようにこの一戦はかなり重要なレースになると思っています。まだしっかりした賞金を持っているわけではないですし、これからＧⅠという舞台で戦うにあたっては大事な一戦と思ってのチャレンジです。