「一丸となって全力尽くす」ジャニーズ事務所が会見(2023年10月2日)(全文2完)※冒頭発言のみ
グループ人権方針を策定
まず、人権方針の策定および実施についてですが、弊社はグループ内外を問わず二度と人権侵害を看過せず、人権尊重責任を果たしていくため、グループ人権方針を策定いたしました。このグループ人権方針の内容につきましては、コーポレートサイトで全文をご確認いただけます。 また、今後も人権方針の実施状況を定期的に確認をしまして、必要に応じてその見直しを検討してまいりたいと思います。 次に内部通報制度の改革についてですが、弊社は今年の4月に内部通報制度を導入いたしましたが、これまで通報制度の利用対象者として所属タレントが含まれておりませんでした。そこで今般、この利用対象者を所属タレントも含める形といたしました。 また、これまで通報の受付窓口は弊社内部に設けておりましたが、これに加えて外部受付窓口を設置することとし、外部の弁護士に受付窓口を委託いたします。今後、外部受付窓口の設置等については、所属タレントらに対しても周知をしてまいります。 今申し上げたような提言を踏まえた施策の他にですね、私と、それから人権問題の専門家である外部アドバイザーから構成する外部アドバイザリーボードを設置いたしまして、スマイルアップ社の人権重視の取り組みについて、外部から監視と助言を受ける予定でございます。 このように、今後も人権尊重、法令遵守のために適宜施策の追加や改善等を図ってまいりたいと存じます。私からは以上となります。 東山:もちろんなんですが、新会社でも山田チーフコンプライアンスオフィサーがご説明したスマイルアップ社と同様、あるいはそれ以上のガバナンス、コンプライアンス体制を構築しながら、さらなる改善や見直しを図ってまいりたいと思っています。 そのため、新会社およびスマイルアップ社は今後も定期的に再発防止策の進捗状況等をご説明し、皆さまのご理解を得ていく努力を続けてまいります。以上が、私どもが再出発にあたってのビジョンの説明となります。私ども、今後一丸となって全力を尽くしてまいりますので、今後ともこれまで以上に様々なご意見、そしてご指摘を賜りますよう心よりお願い申し上げます。 (完)【書き起こし】ジャニーズ事務所が会見(2023年10月2日)