ジョコビッチ 引退の同胞に労い「幸せを祈っている」「ありがとう」<男子テニス>
フィリップ・クライノビッチとノヴァーク・ジョコビッチ
男子テニスで世界ランク2位のN・ジョコビッチ(セルビア)は21日に自身のSNSを更新し、20日に現役引退を表明した同胞で元世界ランク26位のF・クライノビッチ(セルビア)にメッセージを送った。 【 クライノビッチ引退「誇りに思う」】 32歳のクライノビッチは2017年のロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)や2022年のシンチ・チャンピオンシップス(イギリス/ロンドン、芝、ATP500)を含むツアー大会で5度の決勝に進出。いずれも決勝で敗れツアータイトルを獲得することはできなかったが、準優勝を果たしている。 近年は思うような成績を残せずにいたクライノビッチ。19日には全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)の予選1回戦に臨み、世界ランク200位のJ・ロディオノフ(オーストリア)に4-6, 2-6のストレートで敗れた。 そしてこの試合後、自身のインスタグラムで現役引退を正式に発表した。 この発表を受け、デビスカップなどの国別対抗戦でチームメイトとしてともに戦い、ツアー大会でもダブルスを組み出場するなど親交が深かったジョコビッチが自身のインスタグラムのストーリーズ(24時間で消える投稿)を更新。クライノビッチに「あなたのキャリアを祝福します。そしてあなたの幸せを祈っています。コート内外の全ての瞬間を共有してくれてありがとう」とメッセージを送った。
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