LUUPで「歩道」を走っている人を見かけたのですが、違法ですよね?違法にならない特例があるのでしょうか…?
LUUPの電動キックボードで歩道を走っている人を見かけた場合、違法なのではないかと気になる方は多いでしょう。 本記事では、LUUPの概要や電動キックボードでの歩道走行の違法性、違法とならない特例について詳しく解説します。電動キックボード利用時の注意点や安全のための交通ルールにも触れますので、ぜひ参考にしてください。 ▼ハンズフリー通話での運転は「違反」になる? ペナルティが発生する場合についても解説
LUUPとは
LUUPとは、株式会社Luupが運営する電動マイクロモビリティのシェアリングサービスです。アプリを使い、街なかに設置されたポートで電動キックボードや電動アシスト自転車を借りられます。 目的地のポートを設定しておき、到着したらその場で返却できる点が大きな特徴です。2024年11月現在、LUUPの利用料金は下記の通りです。 ・ライド基本料金:50円 ・時間料金:1分ごとに15円 例えば、電動キックボードを30分利用する場合、利用料金は「50円+15円×30分=500円」となります。 ただし、一部の都市や地域では料金体系が異なります。料金が変更されることもあるため、利用する際は事前にアプリで最新の情報を確認しておくとよいでしょう。また、月額980円のサブスクプランもあり、加入すれば「30分ごとに200円」で利用できます。
電動キックボードで歩道を走るのは違法?
結論からお伝えすると、電動キックボードで歩道を走ることは原則として違法です。 LUUPの電動キックボードは、道路交通法上「特定小型原動機付自転車」に位置づけられており、16歳以上であれば運転免許不要で乗ることが可能です。 ただし、あくまで車両であるため、運転する際は車両としての交通ルールを守らなければなりません。特定小型原動機付自転車の通行区分に関するルールとして、下記の3点が挙げられます。 1.車道と区別された歩道や路側帯がある場合は、車道を左端に寄って通行する 2.自転車道がある場合は、車道の左端に加えて自転車道の走行も可能 3.普通自転車専用通行帯がある場合は、車道ではなく自転車専用のレーンを走行する 上記のルールに違反すると、警察の取り締まりの対象となり「6000円の反則金」や「3ヶ月以下の懲役または5万円以下の罰金」を科される恐れがあります。 なお、電動キックボードから降りた状態で手で押しながら歩く分には、歩行者とみなされるため歩道を通っても問題ありません。
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