日本海側を中心に雨脚強まる所も 大気不安定 突風やひょうのおそれも 西日本は太平洋側も急な雨や雷雨に注意 日本海側や西日本は風が冷たい一日に
きょう（木）は、上空に強い寒気が流れ込むため、日本海側を中心に雨が降りやすく、雷を伴って雨の強まる所もある見込み。大気の状態が非常に不安定となるため、竜巻などの突風やひょうに注意が必要だ。西よりの風が強く、西日本は風が冷たい一日となりそうだ。西日本では、太平洋側も急な雨や雷雨に気をつけたい。
日本海側 強い雨や落雷に注意 風も強まる
日本海から近づく低気圧の影響で、上空に強い寒気が流れ込むため、日本海側を中心に大気の状態が不安定となりそうだ。広い範囲で雨となり、雨脚の強まる所もある見込み。急な強い雨や落雷、竜巻などの突風、土砂災害などに注意が必要だ。北海道は次第に雪に変わってくる所が多く、東北や北陸も山沿いを中心に夜は雪になる所がありそうだ。 関東から西の太平洋側は晴れ間が出て空気の乾燥が進む見込み。ただ、西日本は太平洋側も変わりやすい天気で、急な雨や雷雨の所がありそうだ。沿岸部は強い風に注意が必要となる。
西日本や日本海側は風冷えの一日に
冷たい空気が流れ込んでくるため、日中の気温は全国的にきのう（水）より低く、寒気の影響を受けやすい西日本や日本海側は朝からあまり上がらない見込み。松江で12℃、金沢で11℃など、風が冷たい一日になりそうだ。暖かい服装を心がけたい。 関東もきのうより低いものの、東京で18℃などこの時季としては高く、11月上旬並みの陽気になる見込み。
あすも不安定 西日本は真冬並み寒さも
あす（金）も日本海側を中心に大気の不安定な状態が続き、断続的に雨や雪が降る見込み。北日本は平地でも雪に変わる所が多くなりそうだ。福岡は最高気温が11℃と、日中もほとんど上がらず真冬並みの寒さになる見込み。冷たい風も強く、さらに寒く感じられそうだ。土曜日の午前中にかけては西日本でも山沿いを中心に雪に変わる所がある見通し。車の運転などに注意が必要だ。 （気象予報士・及川藍）
