冬型の気圧配置の影響で、23日の秋田県内は、ほとんどの観測地点で最低気温が氷点下の寒い朝を迎えました。また、暴風雪警報は解除されましたが、風の強い状態は続く見込みで、風雪などに注意が必要です。 午前8時過ぎの秋田市は、体の芯から凍えるような冷たい風が吹いていました。地面も凍っていて、一見雪が積もっているように見えますが、一歩足を踏みこむとつるつると滑ります。 各地の最低気温は、鹿角市八幡平で氷点下6度、大仙市大曲で氷点下5.3度、秋田市で氷点下1.2度など、にかほ市を除くすべての地点で氷点下を記録しています。 日中も気温は上がらず、予想される最高気温は、秋田市で2度、北秋田市鷹巣で0度、横手市で氷点下1度と寒い1日となりそうです。 また沿岸では、暴風雪警報は解除されましたが引き続き注意が必要で、予想されている最大瞬間風速は、沿岸の海上で25メートル、陸上で30メートルです。 一方、内陸では23日朝にかけて雪が積もりました。歩いていた男性は、「雪、すごいすごい。きのうまでは何もなかった」と話していました。 24日午前6時までの24時間に降る雪の量は、多いところで山沿いで40センチ、平野部で20～30センチと予想されています。