姥捨てと呼ばれてもイイ!認知症母(80歳)の老人ホーム入所を「秒で決断」娘の脳裏に焼き付く衝撃の光景
まとめにかえて
健康状態や認知面をコントロールすることは難しいですが、「まさかの時」に備えることが大切です。介護費用を上手に捻出できるかどうかは、親と子それぞれの世帯の暮らしに大きな影響を及ぼします。 また、筆者の経験上、比較的元気なうちから、ガスコンロをIHコンロに切り替えたり、スマートフォンなどの便利な電化製品に慣れておいてもらうことも大切です。認知面が低下してから新しい電化製品の使い方を覚えることは難しくなるからです。 そして何より、介護生活で忘れがちなのが「親と自分は同じ速度で歳をとっていくのだ」という事実。育児や仕事、さらには自分の心身の健康管理が難しくなるような事態となれば、そこが家族介護の限界点かもしれません。 ※記事中のエピソードはすべて実話ですが、認知症という病気の症状や進行具合は一人一人ちがいます。医療機関を受診し、信頼できる医師の指示のもとで、適切な療養・介護を行ってください。
参考資料
・厚生労働省「2022(令和4)年 国民生活基礎調査」 ・日本化学工業協会「電子レンジから発火!? ~食品の加熱しすぎに注意~」 ・厚生労働省「2022(令和4)年 国民生活基礎調査」 ・株式会社LIFULL senior「介護施設入居に関する実態調査 2023年度」(PR TIMES)
佐橋 ちひろ