最強の若手は? 19歳以下の日本人市場価値ランキング8位。まさに神童! すでにPKの大役も!? 驚異の16歳
AFC U20アジアカップ中国2025予選が21日に開幕した。サッカーU-19日本代表はロサンゼルス五輪(ロサンゼルスオリンピック)を目指す世代としても注目されているチームである。今回は、ロス五輪に出場できる2005年1月1日以降に生まれた選手の市場価値ランキングを『transfermarkt』のデータをもとに順位ごとに紹介する。※市場価値が並んだ場合はサイトに準拠。各データは9月21日時点。
8位:神代慶人(くましろ・けいと) 生年月日:2007年10月25日(16歳) 市場価値:20万ユーロ(約3200万円) 所属クラブ:ロアッソ熊本 2024リーグ戦成績:19試合5得点0アシスト ロアッソ熊本の神代慶人は、このランキングのトップ10で最年少の16歳だ。 2024シーズンのJ2リーグ第5節・ベガルタ仙台戦でプロデビューを果たした神代は、第7節のジェフユナイテッド市原・千葉戦で初ゴールを記録。J2最年少得点記録を16歳5カ月5日に更新し、そこから3試合連続で得点を挙げて一気に注目を集めている。ここまでリーグ戦の先発は1度だけだが、後半途中からコンスタントに起用され続けている。 デビューから驚異的なペースでゴールを決めている神代だが、そのうち3得点はPKによるものだ。試合の結果を左右する責任重大な場面を16歳に任せるのは酷なようにも見えるが、ペナルティースポットに堂々と向かう姿から未熟さは感じられず、重圧を全く感じていないかのように冷静にネットを揺らす。チームの選択は、納得できるものだろう。 PKで2得点を挙げた第8節・レノファ山口FC戦のあと、神代は「1本目は、GKがどちらに動くかを予想しながらでしたがしっかり決めることができて良かったです。2本目は思い切り自分の思ったコースに蹴ることができました」とクラブの公式サイトにコメントしている。 神代は昨年11月、久保建英が所属するスペインのレアル・ソシエダに短期留学を経験した。将来、世界を舞台に戦う選手になっても不思議ではない才能だ。
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