長友「ハリウッドスターの気分」深夜2時ジャカルタの“熱狂”に驚き 搭乗機引き返すトラブルも疲労なし
W杯アジア最終予選のインドネシア戦(15日、ジャカルタ)に臨むサッカー日本代表の森保一監督(56)や国内組4選手(長友、谷、関根、高井)らチーム関係者約25人は11日、代替機でジャカルタに到着した。一行は10日に羽田空港を出発した航空機が、トラブルにより出発地にとんぼ返りする事態に見舞われていた。 【写真あり】長友「可愛い後輩たちに刺激もらいました」豪華メンバーと集合ショット「ナイスメンツです」の声 当初の搭乗機は10日午前10時15分ごろに離陸した後、機材トラブルが発生。午前11時ごろに和歌山県沖の上空で羽田に引き返した。午後0時10分ごろに到着し、選手らは空港近くのホテルで待機。再び空港に姿を現したのは午後7時30分ごろだった。 移動トラブルに巻き込まれながらも無事に現地合流した長友は、取材に応じ「空港でも夜中2時に着きましたけど、ほんと10台ぐらいのテレビカメラとかファンとかが集まってたんで。なかなかね、これはないと思う」と現地での注目に目を丸くした。「自分がちょっとハリウッドスターになったような気分にさせられるぐらい夜中2時の空港が騒がしくて、メディアも凄かった。これはなかなか僕の経験でもないです」と15年のキャリアでも経験がない“熱狂”ぶりだったことを明かした。 一度羽田に引き返したものの、疲労は全くないと強調。「むしろこの経験がまた僕の細胞に刻まれたなという。また強くなりそうだなと思います」と“長友節”がさく裂した。 ここまでベンチ外が続いているが、「自分は“持ってる”んで、最終的にピッチに立ってるっていう自信があるんで、全然焦ってないです。そういう悔しい気持ちをいいエネルギーとして、ポジティブに変換できるんで。そこは大事な時に自分がいるぞっていうのを日本国民の皆さんに見せれたらいいなと」と、“その時”に向けて準備は抜かりない。 当日は約7万人の大観衆が来場見込み。完全アウェーが予想されるが「この前のサウジアラビア戦もそうですけど、僕ベンチ外で見てて、逆にほんとにアドレナリン出て興奮してしまったんで。だから、その7万人のアウェー歓声っていうのは非常にありがたいし、燃えさしてくれるなと思うんで。7万人でも10万人でもいいんで、とにかく入ってほしいなと思います」と頼もしかった。