中日、谷繁監督の不可解采配で自爆サヨナラ
あえて谷繁兼任監督がベンチに退いた意図を考えれば、延長12回に入るとピッチャーの岡田が入っていた4番のところへ打席が回ってくるため、もう打順の回ってこない自らの打順に福谷を入れ、4番に桂を入れておいたのかもしれない。だが、まだブルペンには高橋が残っていたし、代打には荒木も堂上もいた。延長12回よりも、まずは延長11回の守りを考えるべきだったのだろう。 すべては結果論かもしれないが、まったく不可解な采配。小さなゆがみが大きな傷口を作るのが、プロ野球の鉄則。中日は3連勝のチャンスを逃して借金「9」。首位まで5ゲーム差はまだ反撃可能なレベルだけに、なおさら尾を引くことが気になるサヨナラゲームとなった。