旬が楽しめる「大原ふれあい朝市」、「しいたけの巻き寿司」

今回ご紹介する京都府のガイド役は京都の食シーンで愛される存在“とっこさん”こと、山本稔子さん。ピックアップしてくれたのは、京都市郊外の大原エリア。毎週日曜の早朝から始まる〈大原ふれあい朝市〉や、味噌を使ったぼたん鍋が絶品の〈大原の里〉、〈味工房 志野〉のしいたけの巻き寿司など、大原ならではの美味を紹介！ 【京都の新しい巡り方】定番だけじゃもったいない！ 地元民が教える旬の京都を象徴する注目店5軒

山本稔子

「お菓子教室シトロン」代表 京都の人気パティスリー〈シトロン・シュクレ〉を切り盛りした後、「お菓子教室シトロン」を20年以上続けている。教室の傍らビストロや酒場、カフェもプロデュース。フランスとワイン好きで、“とっこさん”の愛称で京都の食シーンで愛される存在。

1.ちょっと街中から離れて「大原ふれあい朝市」で自然体験！

〈里の駅大原〉の駐車場で毎週日曜日の早朝から開催される市。約20軒の出店者が、地元大原のとれたての野菜、ジャムをはじめとする加工品、巻き寿司などを販売する。

京都に観光などで来た際に、気軽に田舎体験をしたいなら大原エリアがおすすめ。街中から車で30分ほどで行けるので、ちょっと行って帰って来て、また市街地で観光することも可能です。

〈里の駅大原〉で販売されているとれたて野菜。

タイミングが合えば、毎週日曜の朝に開催されている「大原ふれあい朝市」をぜひのぞいてみてください。京野菜をはじめとする地元の新鮮な食材を買うことができるのですが、こじんまりとした規模感で、人混みにもまれることもないのがいい。

〈里の駅大原〉の駐車場で開催。

かわいいコーヒー屋さんが出店していたり、その場で食べられるものもたくさん売られているので、山や畑に囲まれて気持ちのいい朝を過ごすことができますよ。最近は、大原の空気感に魅力を感じて移転オープンするカフェやレストランもあり、朝市以外にも、自然の中でゆっくり食事を楽しめるスポットが増えています。

大原ふれあい朝市 （おおはらふれあいあさいち）

住所：京都市左京区大原野村町1012　 TEL：075-744-4321(里の駅大原)　 朝市オープン時間：6:00～9:00　 定休日：年末年始休

2.〈京都大原の民宿～100年続く味噌屋の宿～大原温泉 大原の里〉のぼたん鍋

〈京都大原の民宿～100年続く味噌屋の宿～大原温泉 大原の里〉のぼたん鍋

〈京都大原の民宿～100年続く味噌屋の宿～大原温泉 大原の里〉（京都市左京区大原草生町41）の、味噌を使ったぼたん鍋がおいしい！

3.〈la bûche〉で自然派ワインと大原の食材を使ったフレンチを

〈la bûche〉で自然派ワインとフレンチ

2022年オープンの〈la bûche〉 (京都市左京区大原来迎院町400-3)は、自然派ワインと大原の食材を使った薪焼き料理が自慢のフレンチ。